一筆啓上賞手紙コンクール後援

第6回新一筆啓上賞顕賞式

入賞作品
住友賞
  • 「自分」へ
    夢 若い頃はたしかに大きかった
    だんだんしぼみ
    定年近くで又ふくらみはじめた。

    藤橋 博(45歳 埼玉県)

  • 「自分」へ
    子供に夢を託すな。
    まだ自分でやれるさ。

    深井 由希枝(40歳 香川県)

  • 「四年生の息子」へ
    そんなにいっぱいサインの練習。
    あんた、いったい何目指してるの?

    菅野 まゆみ(32歳 宮城県)

  • 「満員電車のサラリーマン」へ
    昔はウルトラマンになりたかったんでしょ?

    河田 仲(17歳 宮城)

  • 「未来の私」へ
    私のユメ 近いユメはお姉ちゃん。
    遠いユメは、マッサージ屋さん。

    大矢 雪奈(8歳 群馬県)

  • 「私の夢」へ
    卒業アルバムの中に閉じ込めたままで・・・
    ゴメン。

    松尾 裕子(33歳 兵庫県)

  • 「夢の中のお母さん」へ
    夢の中まで怒らんといて!
    私は褒められて伸びるタイプながやき。

    小原 史菜(17歳 高知県)

  • 「消防士になる息子」へ
    夢を叶え 輝く君は眩しくて
    けど生きていて 何があっても
    命の火だけは消さないで

    藤田 加津代(46歳 熊本県)

  • 「おとうさん」へ
    なんでゆめの中におとうさんがいないんだろう。
    ゆめの中で、かた車してほしいなあ。

    谷内 乃彩(8歳 福井県)

  • 「息子」へ
    自動車学校の教官が夢だと言う息子よ。
    やめとき!
    右に「サセツ」って言ってたよね。

    末吉 恵美(48歳 長崎県)

  • 「中学時代の先生」へ
    夢って、やる気のことだって分かりました。

    野尻 敏夫(72歳 栃木県)

  • 「古希も近い自分」へ
    どうも夢が白黒になったなあ。

    藤井 学(68歳 神奈川県)

  • 「九十一才の母」へ
    後期高齢者にも、長生きしたい夢があると、
    九十一才の母は、まだ行商に励んでる。

    佐藤 ヨキ子(64歳 千葉県)

  • 「自分」へ
    齢(とし)問われ マダ九十三と答えます。
    ホーと言う人。ヘーと言う人。
    百を狙えと励まされ。

    大西 悟(93歳 福井県)

  • 「あられちゃん」へ
    あられちゃんにあって
    はしるきょうそうがしたいな。
    ぼくかてるとおもうよ。

    牧田 樹直(7歳 福井県)

  • 「大きくなったわたし」へ
    わたしの夢は盲導犬の
    くん練士になることです。
    まず、犬ぎらいをなおさなくちゃね。

    高島 麻(8歳 福井県)

  • 「米田青年団」へ
    変わらない口説き、
    テンポの良い太鼓、
    優しい青年団。
    私、妙舞(みょうぶ)して伝説になります。

    吉松 志穂(福岡県)

  • 「授業中の私」へ
    その夢は布団の中で見ろ。
    今はあの夢のために現実と黒板を見ろ。

    鈴木 沙織(16歳 宮城県)

  • 「母さん」へ
    あなたの夢に使いなさいとくれたお金。
    ありがたくてもったいなくて、まだ使えません。

    奥村 実(59歳 大阪府)

  • 「夫」へ
    働きすぎです。
    私のささやかな夢、それは毎日あなたと
    夕食をともにすることです。

    寺前 淑湖(36歳 三重県)

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