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住友グループ広報委員会

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木の家について調べてみたよ

木は水を吸ったり発散したりしてくれるんだ

木は水を吸っ(すっ)たり発散(はっさん)したりしてくれるんだ。ここに10.5cm角で3メートルのスギの木があるとするだろ。この木のなかにどれだけの水が入ると思う? 500mlのペットボトル3本分の水がたくわえられるんだ。すごいだろ。木は水をたくわえるだけでなく、乾燥(かんそう)すると放出するよね。つまり、木は水分を入れたり出したりしてくれるんだ。
湿気(しっけ)の多い梅雨どきは水分を吸ってくれるし、乾燥した時期は放出してくれる。そうやって水分調整をするんだ。だから、四季の変化のある日本でも快適(かいてき)にすごせるというわけだよ。
千年以上前に建てられた奈良(なら)の正倉院(しょうそういん)の宝庫(ほうこ)は、木でつくられているんだ。この木の性質(せいしつ)をうまく使って、長年の間宝物(ほうもつ)を湿気や乾燥から守っていたんだよ。


木の家はあたたかみがあるよね

木の家はあたたかみがあるとよく言われるよね。なぜだかわかるかい? 木には暑さや寒さを伝えにくいという性質があるからなんだよ。 
表面温度をはかってみると、そのことがよくわかるよ。テーブルの板と、その足に使われている鉄パイプ、壁(かべ)のコンクリート、それぞれの表面の温度をはかってみると、同じ24度だったりするんだ。でも、手でさわったときの感触(かんしょく)が全然違うんだよ。鉄やコンクリートはひんやりとして冷たいけど、木はあたたかいんだ。それは木が熱を伝えにくい特性だからなんだよ。 
フライパンの取っ手や鍋(なべ)ぶたに木が使ってあるものがあるだろ。あれも、木の特性を利用してあるんだ。鉄の部分は熱くなるけど、木の部分は熱くならないよね。 
それは冷やしたときも同じなんだ。鉄やコンクリートはとても冷たく感じるけど、木は冷たく感じないんだよ。だから、体や手がふれる部分が木でできているとあたたかく感じるだんよね。 

住みやすい家ってどんな家なんだろう?

森に入ると木のかおりがするよね。あのかおりをかぐと、どことなく疲れがほぐれる感じがするだろ。かおりが人の心や体に与える影響(えいきょう)って大きいと思うんだ。木には約50種類以上の物質(ぶっしつ)がふくまれていて、これらの複雑(ふくざつ)なかおりが合わさって人間にやすらぎや自然感を与えてくれるんだよ。
それに、木のかおりには防虫(ぼうちゅう)効果があるんだ。昔の人は杉を燃やして蚊(か)をおいはらったり、クスノキからつくったショウノウという防虫剤(ぼうちゅうざい)で衣類を守ったりしていたんだよ。ヒノキ科の木には、ブドウ球菌(きゅうきん)や大腸菌(だいちょうきん)などに強い抗菌(こうきん)作用もあるんだよ。
家をつくるときには、木のほかにアルミサッシやガラス、なども使われているよね。住友林業(株)さんの研究によると、木の部分が45%以上あると人は快適だと感じるんだそうだよ。木のかおりや、あたたかさが家を快適にするんだろうね。

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