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投資信託とうししんたくって何?

ファンドマネージャーに任せる

たとえば株(かぶ)を買うとき、君ならどんな会社の株を買う? もちろん、応援(おうえん)したい会社、今後成長しそうな会社の株を買うよね。
その会社の成績(せいせき)が良かったら、配当金がもらえるかもしれないし、株主優待(かぶぬしゆうたい)だってもらえるかもしれない。
でも、君の選んだ会社の成績が良くなるかどうかはわからないよね。君たちが会社を訪問(ほうもん)してどんな商品を作っているのか、どんな考え方で働いているのかなんていちいち聞いてくることはできないだろ。
だから、そこを専門(せんもん)家に任せる方法もあるんだよ。専門家に色々な会社のことを君の代わりに調べてもらい、これはと思う複数(ふくすう)の会社の株を買って運用をしてもらうんだ。こんなふうに、専門の人が調べた情報をもとに、大勢の人からお金を預かって運用する商品を投資信託といって、またこの専門家のことをファンドマネージャーっていうんだ。

投資信託(とうししんたく)のしくみ

証券(しょうけん)会社では、株(かぶ)以外に投資信託(とうししんたく)も販売(はんばい)しているんだ。投資信託というのは、ファンドマネージャーが「良い」と思った複数(ふくすう)の会社の株を買って、一つの商品にしたものなのは、さっき勉強したとおり。
たとえば、これからデジタル情報(じょうほう)通信が成長するとする。ファンドマネージャーは、今後の成長が期待できる携帯(けいたい)電話やデジタル家電、通信や放送に力を入れている会社の株を買って運用する「デジタル情報通信の投資信託」をつくるかもしれない。でも、同じように君が「デジタル情報通信が良い」と考えたとしても、たくさんの会社の中から良い会社を見つけることはとても難(むずか)しいよね。だから、そんなときは、ファンドマネージャーが作った投資信託を買えばいいのさ。
それに投資信託の場合はたくさんの株に投資(とうし)しているから、2つ3つの株が値下(ねさ)がりしても、他の株が値上(ねあ)がりすれば損(そん)をしなくてすむかもしれない。これを分散投資(ぶんさんとうし)というのだけど、投資信託にはそういうメリットもあるから、株のことをあまり知らない初心者向けの金融(きんゆう)商品だといえるよね。

投資信託(とうししんたく)のしくみ

いろんな投資信託(とうししんたく)がある

投資信託(とうししんたく)にはいろんな種類があるんだ。たとえば、配当金が多くもらえそうな会社の株(かぶ)だけを集めたものとか、ヨーロッパやアメリカ、アジアの企業(きぎょう)だけを集めたものもあるし、今後すごく成長すると思われる企業を集めた投資信託もある。それに、株だけじゃなくて、会社や国が発行する債券(さいけん)という金融(きんゆう)商品を集めたものや、株と債券を組み合わせたものもあるんだよ。
こうした投資信託はファンドマネージャーのいる専門(せんもん)の会社が作っているんだ。君がその投資信託を買うときは、証券(しょうけん)会社を通じて買うんだよ。
SMBC日興証券は、はじめて株式(かぶしき)や投資信託を買う人にも、ていねいに説明してくれるから、安心して相談できる証券会社なんだ。

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