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住友グループ広報委員会

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高吸水性樹脂(こうきゅうすいせいじゅし)ってなに?

1000倍の水を吸収できる高吸水性樹脂(こうきゅうすいせいじゅし)

水を吸うものといえばスポンジを思い出すよね。ぞうきんや紙も水を吸ってくれる。しかし、スポンジやぞうきんが水を吸うといっても、その量はわずかだ。スポンジのなかに水をふくんだらそれ以上の水は吸収(きゅうしゅう)できないだろ。それに、力を加えるとすぐに水が出てしまう。
高吸水性樹脂(こうきゅうすいせいじゅし)は、わずか数グラムで1リットルの水を吸収するんだ。しかも、外から力を加えても取り込んだ水をほとんど外に出さないんだよ。すごいだろ。この「高吸水性樹脂」は紙おむつなどに使われているんだ。君も赤ちゃんのときにお世話になったんじゃないかなあ。

高吸水性樹脂(こうきゅうすいせいじゅし)は浸透圧(しんとうあつ)で水を吸収する

スポンジが水を吸うのは、「毛細管現象(もうさいかんげんしょう)」という原理(げんり)だ。細い管に水が入るとのぼっていくんだよ。植物が根から葉に水を吸い上げるのも、この原理だね。
一方、高吸水性樹脂は「浸透圧(しんとうあつ)」で水を吸収するんだよ。浸透圧というのは、イオン濃度(のうど)の低い液体(えきたい)が、イオン濃度の高い液体に移動(いどう)することをいうんだ。高吸水性樹脂の内部はイオン濃度が高いので、外の水との濃度差があるんだ。だからそれで水を吸収(きゅうしゅう)するんだね。
しかも、高吸水性樹脂は、取り込んだ水をゲル状に固めてしまうんだよ。水を吸収した紙おむつに、さわるとプルプルしてるだろ。一度吸収した水はほとんど外に出さないんだ。

くらしの中の高吸水性樹脂(こうきゅうすいせいじゅし)

高吸水性樹脂(こうきゅうすいせいじゅし)は、ぼくらのくらしのなかで活躍(かつやく)しているんだよ。赤ちゃんをはじめ、いろいろな場面で必要な紙おむつ。衛生材料(えいせいざいりょう)のほかにも、保冷材(ほれいざい)や化粧品(けしょうひん)、災害用簡易(さいがいようかんい)トイレなど、日用雑貨(にちようざっか)の分野で幅広(はばひろ)く使われているよ。でも、それだけじゃないんだ。農業の分野では、土壌保水材料(どじょうほすいざいりょう)や育苗(いくびょう)シートにも使われている。電気・通信ではケーブル用止水材に、土木・建築(けんちく)では止水シートに使われているんだよ。

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