住友電装すみともでんそう

自動車と
コンピュータの関係

ますます快適(かいてき)になる自動車

自動車を運転する人が変わるとシートやハンドルの位置を変えることがあるだろ。体の小さい人と大きい人とでは、シートの高さやハンドルの位置がちがうからね。でも、いまはスゴイ自動車があるんだ。運転する人の情報(じょうほう)をコンピュータが記憶(きおく)していて、自動的にシートの高さやハンドルの位置が変わるんだ。
そのほか、運転手の目のまばたきを監視(かんし)して、動きがにぶくなって居眠(いねむ)りをしているようだと警告(けいこく)を発してくれるんだよ。そんなスゴイ自動車が次々と誕生(たんじょう)しているのも、コンピュータのおかげなんだ。コンピュータのおかげで自動車がますます快適(かいてき)になっていくよね。

ますます快適(かいてき)になる自動車

電気機器が増(ふ)えるとバッテリーに負担(ふたん)がかかる

電気機器が増(ふ)えるとバッテリーに負担(ふたん)がかかる

自動車のエアコンやオーディオなどのスイッチをひとつにまとめたものをセンターモジュールというんだ。ひとつにまとめてコントロールするということだね。自動車のなかの中心的な役割(やくわり)をになう大切な機器なんだよ。このセンターモジュールにもコンピュータの機能(きのう)が入っているよね。
そのほか、エアコンを自動的に設定(せってい)温度にするのもコンピュータが働いているんだ。エアコンの動きをコントロールしたり、危険(きけん)な状態(じょうたい)になるとアラームが鳴ったりするんだよ。そうした機器のことをヒートコントロールパネルというんだ。
住友電装は、センターモジュールやヒートコントロールパネルなどを開発しているんだよ。今後は自動車にも光ファイバーを使えるように研究しているんだって。リサイクルしやすいように簡単(かんたん)にはずれるケーブルの研究とか、環境(かんきょう)に優(やさ)しい製品(せいひん)も開発しているんだよ。

自動車のなかで活躍(かつやく)するコンピュータ

自動車には電気で動く装置(そうち)がいっぱいあるよね。エンジンをかけるときは電気でモーターを動かすし、ガソリンを燃(も)やすためのプラグへの点火も電気が必要なんだ。ヒーターやエアコン、パワーウィンドウ、ルームランプ、オーディオ、カーナビ、エアバックにも電気は必要なんだよ。最近では、後部座席(こうぶざせき)にテレビがついている車もあるよね。
今後、自動車はもっと電気を使う機器が増(ふ)えるだろうといわれている。そのとき、電気を送るワイヤーハーネスが重要になるよね。住友電装は、そのワイヤーハーネスを作っている会社だ。住友電装のワイヤーハーネスが世界中で使われているんだよ。

自動車のなかで活躍(かつやく)するコンピュータ
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