住友グループ広報委員会はインターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションを通じて、大学生の交渉教育を応援し、真の国際的な人材育成に寄与したいと考えます。
2006年 12月2日(土)・3日(日)に上智大学において、第5回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションが行われました。 今回は前回参加の東京大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、中央大学、同志社大学、上智大学、早稲田大学、慶応大学、一橋大学、北海道大学、東北大学の13校と、おなじく前回参加のオーストラリア国立大学が初参加のシドニー大学と共同でチームオーストラリアを結成して参加し、また、初参加の学習院大学が加わって合計16大学から209名の学部生、院生が熱戦を繰り広げました。
開会式 | 交渉 | 仲裁 |
---|---|---|
150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps |
懇親会 | 昼食会 | 表彰式 |
150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps |
ムービーをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
---|---|---|---|---|
レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 東京大学1 | 北海道大学1 | 同志社大学2 | 中央大学1 |
2 | 慶應義塾大学1 | 北海道大学2 | 九州大学2 | 上智大学1 |
3 | 同志社大学1 | 一橋大学1 | 東京大学1 | 一橋大学1 |
4 | 東北大学 | 中央大学1 | 九州大学1 | 北海道大学1 |
5 | 九州大学1 | 早稲田大学2 | 慶應義塾大学1 | 早稲田大学1 |
6 | 同志社大学2 | オーストラリア | 東北大学 | 早稲田大学2 |
7 | 学習院大学2 | 京都大学 | 東京大学2 | 京都大学 |
8 | 東京大学2 | 上智大学2 | 学習院大学1 | 上智大学2 |
9 | 学習院大学1 | 早稲田大学1 | 同志社大学1 | 北海道大学2 |
10 | 九州大学2 | 中央大学2 | 慶應義塾大学2 | 一橋大学2 |
11 | 大阪大学 | 一橋大学2 | 学習院大学2 | 中央大学2 |
12 | 慶應義塾大学2 | 上智大学1 | 大阪大学 | オーストラリア |
ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
---|---|---|---|---|
レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 九州大学2 | 名古屋大学1 | 同志社大学2 | 早稲田大学2 |
2 | 同志社大学1 | 早稲田大学1 | 東京大学 | オーストラリア |
3 | 九州大学1 | オーストラリア | 大阪大学 | 名古屋大学1 |
4 | 大阪大学 | 上智大学2 | 学習院大学 | 早稲田大学1 |
5 | 東京大学 | 名古屋大学2 | 慶應義塾大学 | 一橋大学 |
6 | 同志社大学2 | 一橋大学 | 同志社大学1 | 上智大学1 |
7 | 学習院大学 | 上智大学1 | 九州大学2 | 上智大学2 |
8 | 慶應大学 | 早稲田大学2 | 九州大学1 | 名古屋大学2 |
本コンペティションは仲裁(ラウンドA)と交渉(ラウンドB)の2部構成となっており、それぞれ日本語と英語の部に分かれ、各チームを会社に見立てて熱戦が繰り広げられました。
仲裁では2つの事件に関する紛争をテーマとして進められました。
1件目はブルー社(電子機器製造業者)がレッド社(電子部品製造業者)に携帯電話の部品を電話とFAXで発注しましたが、部品の型番に相違があり、契約の成立に関する事項が争点となり、2件目は新機種開発の為にレッド社に出向していたブルー社社員がブルー社への報告書を個人のPCで作成していたところ、これが流出した問題で出向社員の管理責任、守秘義務の内容等が争点になりました。
また、交渉では、レッド社とブルー社の携帯電話事業のあり方につき議論が展開されました。今回の交渉は前回と異なり、両社それぞれが事前に社長(審査員)と交渉の方針、権限の範囲等を確認したうえで交渉をおこない、結果を社長に報告するという形式でおこなわれました。
前回同様に1対戦3名とするとともに、今回もOB・OGを主体とする若手審査員が審査に加わりました。企業(住友グループ広報委員会からの派遣を含む)、裁判官、弁護士、大学教員から構成される合計69名の充実した審査員はこの大会の大きな特長の一つとなっています。
今回は以下のような結果となりました。
優勝:チームオーストラリア
2位:京都大学
3位:同志社大学
4位:上智大学
5位:名古屋大学