住友グループ広報委員会は、インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションを通じて、大学生の交渉教育を応援し、真の国際的な人材育成に寄与したいと考えています。
2010年12月4日(土)・5日(日)、上智大学において、第9回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションが開催されました。
今回は、東京大学、京都大学、大阪大学、九州大学、北海道大学、名古屋大学、中央大学、同志社大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、一橋大学、東北大学、学習院大学、立命館大学、オーストラリア国立大学・シドニー大学(合同チーム)の17大学から270名の学部生、大学院生が熱戦を繰り広げました。
開会式 | 交渉 | 仲裁 |
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150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps |
懇親会 | 昼食会 | 表彰式 |
150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps |
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ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
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レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 学習院大学1 | 立命館大学1 | 学習院大学1 | 九州大学1 |
2 | 東京大学1 | 京都大学2 | 名古屋大学 | 北海道大学 |
3 | 早稲田大学1 | 慶應大学1 | 東北大学1 | 九州大学2 |
4 | 大阪大学2 | 立命館大学2 | 上智大学3 | 中央大学1 |
5 | 上智大学2 | 一橋大学1 | 東京大学1 | 一橋大学2 |
6 | 上智大学1 | 慶應大学2 | 大阪大学2 | 中央大学2 |
7 | 名古屋大学 | 中央大学1 | 大阪大学1 | 慶應大学1 |
8 | 早稲田大学2 | 九州大学1 | 早稲田大学3 | 立命館大学2 |
9 | 東北大学1 | 立命館大学3 | オーストラリア | 立命館大学3 |
10 | 大阪大学1 | 京都大学1 | 早稲田大学1 | 京都大学1 |
11 | オーストラリア | 九州大学2 | 上智大学2 | 京都大学2 |
12 | 東京大学12 | 同志社大学2 | 上智大学1 | 同志社大学1 |
13 | 東北大学2 | 同志社大学1 | 東京大学2 | 立命館大学1 |
14 | 早稲田大学3 | 中央大学2 | 東北大学2 | 一橋大学1 |
15 | 学習院大学2 | 一橋大学2 | 早稲田大学2 | 同志社大学2 |
16 | 上智大学3 | 北海道大学 | 学習院大学2 | 慶應大学2 |
17 | 東北大学2 | 同志社大学1 | 日本大学1 | 九州大学1 |
ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
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レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 早稲田大学 | 一橋大学 | 上智大学1 | 同志社大学1 |
2 | 学習院大学 | 慶應大学 | 東京大学 | 中央大学 |
3 | 上智大学2 | 京都大学1 | オーストラリア | 京都大学2 |
4 | 名古屋大学1 | 同志社大学1 | 名古屋大学2 | 立命館大学 |
5 | 大阪大学 | 中央大学 | 早稲田大学 | 九州大学1 |
6 | 名古屋大学3 | 九州大学1 | 名古屋大学1 | 一橋大学 |
7 | オーストラリア | 同志社大学2 | 大阪大学 | 同志社大学2 |
8 | 名古屋大学2 | 京都大学2 | 学習院大学 | 京都大学1 |
9 | 東京大学 | 九州大学2 | 上智大学2 | 九州大学2 |
10 | 上智大学1 | 立命館大学 | 名古屋大学3 | 慶應大学 |
アジアの発展途上国であるネゴランド王国のレッド社とアジアの先進国であるアービトリア国の5大発電会社の一つであるブルー社との(1)ブルー社の有する火力発電所の二酸化炭素排出量削減技術のレッド社へのライセンス、および、(2)ネゴランド国におけるバイオマス発電所の建設での提携につき、交わした基本合意から派生したトラブルについてが今回の争点です。
1日目の「仲裁」の論点は、二酸化炭素排出量削減技術取引に関して(1)ブルー社はネゴランド電力(第三者)に対するライセンス供与を直ちに終了せよ、100万米ドルを支払えとのレッド社の請求は認められるべきか。(2)ブルー社はレッド社に対して政府補助金の半額1500万米ドルを支払う義務を負うか。バイオマス発電取引に関しては、(1)レッド社はブルー社に対して前払い金額である150万米ドルを支払う義務を負うか。といったことがポイントとなっています。
2日目の「交渉」は、上記の紛争に関し、仲裁判断を待たずに、交渉での決着を模索することとし、また、新たな事情も踏まえ、今後の両社間のビジネスについても話し合うという実社会にも即した内容となっています。
今回も法曹界や各大学の先生方、企業法務にかかわる方々からのご協力をいただきました。特に会を重ねるたびに増えるOB・OGの方々が審査員として大会を支えて下さるようになりました。また、ゲストスピーチとして、国際文化会館理事長であり元国連事務次長の明石 康様から英語による講演があり、終了後、学生との英語による質疑応答など有意義な時間を共有できました。
10回大会で優勝トロフィーを新設するため、今回の優勝トロフィーは取りきりとなります。各校全力を尽くした結果は東京大学の3連覇に終わりましたが、実力伯仲の中身の濃い大会となりました。
優勝:東京大学
2位:一橋大学
3位:大阪大学
4位:オーストラリア大学・シドニー大学合同チーム
5位:上智大学・早稲田大学(同点)