住友グループ広報委員会は、インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションを通じて、大学生の交渉教育を応援し、真の国際的な人材育成に寄与したいと考えています。
2011年12月3日(土)・4日(日)の両日、上智大学において、第10回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションが開催されました。
今回は、前回参加の上智大学、大阪大学、学習院大学、同志社大学、東京大学、早稲田大学、中央大学、九州大学、京都大学、名古屋大学、東北大学、一橋大学、慶應義塾大学、立命館大学、北海道大学、オーストラリア国立大学・シドニー大学(合同チーム)に、初参加の日本大学、上海交通大学を加えた19大学から263名の学部生、大学院生が熱戦を繰り広げました。
開会式 | 交渉 | 仲裁 |
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150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps |
懇親会 | 昼食会 | 表彰式 |
150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps | 150Kbps/300Kbps |
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ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
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レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 一橋大学2 | 九州大学1 | 上智大学3 | 京都大学1 |
2 | 日本大学1 | 大阪大学1 | 北海道大学2 | 同志社大学2 |
3 | 慶應義塾大学1 | 同志社大学2 | 東北大学1 | 中央大学2 |
4 | 上海 | 京都大学2 | 上海 | 早稲田大学1 |
5 | 北海道大学1 | 学習院大学1 | 一橋大学2 | 大阪大学1 |
6 | オーストラリア | 学習院大学2 | 東北大学2 | 早稲田大学3 |
7 | 上智大学1 | 東京大学2 | 上智大学2 | 同志社大学1 |
8 | 立命館大学2 | 中央大学1 | オーストラリア | 東京大学2 |
9 | 上智大学3 | 九州大学2 | 一橋大学1 | 中央大学1 |
10 | 立命館大学1 | 早稲田大学3 | 北海道大学1 | 京都大学2 |
11 | 上智大学2 | 早稲田大学2 | 立命館大学2 | 大阪大学2 |
12 | 日本大学2 | 京都大学1 | 上智大学1 | 学習院大学1 |
13 | 北海道大学2 | 東京大学1 | 慶應義塾大学2 | 東京大学1 |
14 | 東北大学1 | 大阪大学2 | 日本大学2 | 学習院大学2 |
15 | 一橋大学1 | 早稲田大学1 | 慶應義塾大学1 | 早稲田大学2 |
16 | 慶應義塾大学2 | 中央大学2 | 立命館大学1 | 九州大学2 |
17 | 東北大学2 | 同志社大学1 | 日本大学1 | 九州大学1 |
ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
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レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 慶應義塾大学 | 九州大学1 | 上智大学2 | 九州大学1 |
2 | 上智大学1 | 京都大学2 | 上海 | 東京大学 |
3 | オーストラリア | 九州大学2 | 上智大学1 | 名古屋大学 |
4 | 上智大学2 | 大阪大学 | オーストラリア | 大阪大学 |
5 | 立命館大学1 | 名古屋大学 | 東北大学 | 九州大学2 |
6 | 東北大学 | 東京大学 | 立命館大学1 | 京都大学2 |
7 | 一橋大学 | 京都大学1 | 立命館大学2 | 同志社大学 |
8 | 上海 | 同志社大学 | 一橋大学 | 学習院大学 |
9 | 立命館大学2 | 学習院大学 | 慶應義塾大学 | 京都大学1 |
本コンペティションは「仲裁」(ラウンドA)と「交渉」(ラウンドB)の2部構成となっており、それぞれ日本語と英語の部に分かれ、各チームをネゴランド国で化学・繊維等を手掛けるレッド社と、隣国のアービトリア国で情報通信・システム等を手掛けるブルー社に見立てて議論されます。
レッド社が自由貿易協定を締結するアービトリア国に化学繊維製品の工場を建設するにあたり、ブルー社とシステム開発契約を締結しますが、幾つかの問題により開発作業が遅延し、顧客に対して損害賠償を余儀なくされます。操業遅延による損害賠償の支払いをブルー社に求めるレッド社に対し、ブルー社は予定より工数が増加したことを理由に、システム開発の対価を上増し請求します。また、両社が手掛ける電気自動車会社向けリチウム・イオン電池の共同開発プロジェクトでも損害賠償が発生します。1日目の「仲裁」では、これら2件で「どちらが支払い義務を負うか」が争点となります。
2日目の「交渉」では、両社が受注を目指す水処理プロジェクトの特別委員会を舞台に、両社間で様々交渉がなされる難易度の高い内容となっております。
今回も法曹界や各大学の先生方、企業法務に関わる方々にご協力を頂きました。特に回を重ねるたびに増えるOB・OGの方々が審査員として大会を支えてくださっています。また、パネルディスカッションでは、日本仲裁人協会理事長・京都大学名誉教授の谷口安平様と前外務事務次官・立命館大学特別招聘教授の薮中三十二様をお迎え致しました。
各校が全力を尽くし、例年同様に実力伯仲の大会となりましたが、早稲田大学が初優勝を飾り、今大会に新調した住友カップが手渡されました。
優勝:早稲田大学
2位:上智大学
3位:大阪大学
4位:慶應義塾大学
5位:東京大学