表彰式では、毎年ドラマが生まれます。優勝チームの歓喜、残念ながら目標を達成できなかったチームの落胆。参加者の皆さんがいかに真剣に取り組んできたか、その熱意が伝わってきます。今回優勝を飾った大学は東京大学、ベスト・チームワーク賞にはチーム・オーストラリアが輝きました。また日本語での対戦による最高得点は、仲裁・交渉ともに東京大学、英語での対戦による最高得点は、仲裁が中央大学、交渉が大阪大学でした。
住友グループ広報委員会は、インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションを通じて、大学生の交渉教育を応援し、真の国際的な人材育成に寄与したいと考えています。
インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションホームページ
2019年11月23日(土)、24日(日)の両日、上智大学に於いて、第18回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションが開催されました。
今回は、北海道大学、チーム東北(東北大学、山形大学)、東京大学、一橋大学、早稲田大学、上智大学、中央大学、学習院大学、日本大学、明治大学、立教大学、筑波大学、慶応義塾大学、名古屋大学、京都大学、同志社大学、立命館大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、西南学院大学の22の大学・チームと、海外から参加のチーム・オーストラリア(Australian National University; University of Adelaide; Griffith University; University of Melbourne; University of Queensland, University of Sydney)、モンゴル国立大学、SolBridge International School of Business、北京師範大学の合計31大学から251名(日本語の部38チーム、英語の部20チーム)が熱戦を繰り広げました。
ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
---|---|---|---|---|
レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 早稲田大学3 | 同志社大学1 | 京都大学 | チーム東北2 |
2 | 学習院大学1 | モンゴル国立大学 | 早稲田大学1 | 筑波大学 |
3 | 上智大学1 | 明治大学1 | 九州大学2 | 明治大学3 |
4 | 日本大学1 | 筑波大学 | 学習院大学1 | 東京大学1 |
5 | 中央大学1 | 東京大学1 | 北海道大学 | 立教大学2 |
6 | 一橋大学1 | 明治大学2 | 早稲田大学2 | モンゴル国立大学 |
7 | チーム・オーストラリア | チーム東北1 | 上智大学2 | 東京大学2 |
8 | 北海道大学 | 大阪大学1 | 九州大学1 | 立教大学3 |
9 | 一橋大学2 | 立命館大学2 | 学習院大学2 | チーム東北1 |
10 | 上智大学2 | 同志社大学2 | チーム・オーストラリア | 明治大学2 |
11 | 西南学院大学 | 立教大学1 | 日本大学2 | 立命館大学1 |
12 | 中央大学2 | 立教大学2 | 一橋大学1 | 同志社大学2 |
13 | 日本大学2 | チーム東北2 | 早稲田大学3 | 立教大学1 |
14 | 早稲田大学2 | 明治大学3 | 中央大学2 | 同志社大学1 |
15 | 京都大学 | 大阪大学2 | 日本大学1 | 大阪大学2 |
16 | 学習院大学2 | 立教大学3 | 西南学院大学 | チーム東北3 |
17 | 早稲田大学1 | 東京大学2 | 上智大学1 | 立命館大学2 |
18 | 九州大学1 | 立命館大学1 | 中央大学1 | 明治大学1 |
19 | 九州大学2 | チーム東北3 | 一橋大学2 | 大阪大学1 |
ラウンドA 仲裁 | ラウンドB 交渉 | |||
---|---|---|---|---|
レッド | ブルー | レッド | ブルー | |
1 | 名古屋大学1 | 立教大学 | チーム・オーストラリア1 | 同志社大学 |
2 | チーム・オーストラリア1 | モンゴル国立大学 | 九州大学2 | 大阪大学 |
3 | 中央大学 | SolBridge | 名古屋大学1 | 慶応義塾大学2 |
4 | チーム・オーストラリア2 | 東京大学 | 中央大学 | 慶応義塾大学1 |
5 | 名古屋大学2 | 明治大学 | 上智大学 | モンゴル国立大学 |
6 | 上智大学 | 慶応義塾大学2 | チーム・オーストラリア2 | 神戸大学 |
7 | 九州大学2 | 同志社大学 | 北京師範大学 | 明治大学 |
8 | チーム・オーストラリア3 | 慶応義塾大学1 | 九州大学1 | SolBridge |
9 | 北京師範大学 | 大阪大学 | チーム・オーストラリア3 | 立教大学 |
10 | 九州大学1 | 神戸大学 | 名古屋大学2 | 東京大学 |
本コンペティションは「仲裁」(ラウンドA)と「交渉」(ラウンドB)の2部構成となっており、それぞれ日本語と英語の部に分かれています。
各チームはネゴランド国の食品や食品加工品を扱う大企業であるレッド社(R社)と、アービトリア国で食料品の輸入販売、加工食品や即席食品の製造、販売を手がけるブルー社(B社)のどちらかの立場になって、両者間の取引に関して議論を行います。
1日目のラウンドAは、①蟹事件と②ブルー・ホット事件について、両者の弁護団として「仲裁」で解決すべく議論が繰り広げられました。また2日目のラウンドBでは、①合弁の継続について、②合弁事業の対象について、③合弁会社であるイエロー社のガバナンスについて「交渉」を行いました。両日とも、周到な準備のもとにビジネス社会におけるリアルな仲裁・交渉さながらの議論が繰り広げられました。
①蟹事件
②ブルー・ホット事件
①合弁の継続について
②合弁事業の対象について
③合弁会社のガバナンスについて
本大会は、毎回、法曹界や各大学の先生方、企業法務に係わる方々など多くの皆様方に審査員としてご協力いただいています。熱戦後の審査員の方々からの講評は、参加者の皆さんにとって、様々な気づきを得る貴重な機会であり、成長の糧となっています。また最近では、大会のOB・OGの方々も増えてきており、審査員や運営メンバーとして大会を支えていただいています。
表彰式では、毎年ドラマが生まれます。優勝チームの歓喜、残念ながら目標を達成できなかったチームの落胆。参加者の皆さんがいかに真剣に取り組んできたか、その熱意が伝わってきます。今回優勝を飾った大学は東京大学、ベスト・チームワーク賞にはチーム・オーストラリアが輝きました。また日本語での対戦による最高得点は、仲裁・交渉ともに東京大学、英語での対戦による最高得点は、仲裁が中央大学、交渉が大阪大学でした。
優勝 | 東京大学 | 213点 |
---|---|---|
2位 | チーム・オーストラリア | 212.875点 |
3位 | 上智大学 | 206.667点 |
4位 | 大阪大学 | 204.5点 |
5位 | 中央大学 | 199.667点 |
6位 | 早稲田大学 | 196.667点 |
7位 | 北京師範大学 | 196.5点 |
チーム・オーストラリア
東京大学
東京大学
中央大学
大阪大学