インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション後援

住友グループ広報委員会は、インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションを通じて、大学生の交渉教育を応援し、真の国際的な人材育成に寄与したいと考えています。

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第21回(2022年)インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション

2022年11月19日(土)・20日(日)の両日、第21回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションが開催されました。本コンペティションは、昨年まで新型コロナウイルス禍のためオンライン形式で開催されていましたが、3年振りに上智大学会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。

今回は、国内の20大学(北海道大学、東北大学、東京大学、早稲田大学、上智大学、中央大学、学習院大学、日本大学、明治大学、立教大学、筑波大学、一橋大学、慶應義塾大学、名古屋大学、京都大学、同志社大学、立命館大学、大阪大学、九州大学、西南学院大学)と、海外の7チーム(チーム・オーストラリア=オーストラリア国立大学、シドニー大学の合同チーム、シンガポール国立大学、モンゴル国立大学、北京師範大学、ソルブリッジ ・インターナショナル・スクール・オブ・ビジネス、インドネシア国立大学、ティルブルフ大学)から参加した247名(日本語の部34チーム、英語の部20チーム)が熱戦を繰り広げました。

対戦表

日本語(Japanese)

ラウンドA 仲裁 ラウンドB 交渉
レッド ブルー レッド ブルー
1 筑波大学 立教大学1 モンゴル国立大学 東京大学2
2 北海道大学 九州大学2 北海道大学 同志社大学3
3 京都大学 東京大学1 日本大学1 東北大学1
4 明治大学3 大阪大学1 明治大学2 早稲田大学1
5 上智大学3 立教大学2 筑波大学 九州大学1
6 日本大学1 立命館大学 上智大学1 一橋大学
7 上智大学1 九州大学1 日本大学2 立教大学1
8 学習院大学2 一橋大学 上智大学2 東北大学2
9 日本大学2 早稲田大学2 明治大学3 九州大学2
10 西南学院大学 同志社大学1 中央大学1 大阪大学1
11 中央大学1 東北大学1 京都大学 同志社大学2
12 学習院大学1 同志社大学2 西南学院大学 大阪大学2
13 中央大学2 早稲田大学1 学習院大学2 東京大学1
14 上智大学2 大阪大学2 明治大学1 同志社大学1
15 モンゴル国立大学 同志社大学3 学習院大学1 立教大学2
16 明治大学1 東北大学2 中央大学2 立命館大学
17 明治大学2 東京大学2 上智大学3 早稲田大学2

英語(English)

ラウンドA 仲裁 ラウンドB 交渉
レッド ブルー レッド ブルー
1 シンガポール国立大学1 九州大学 中央大学2 同志社大学
2 中央大学1 チーム・オーストラリア 上智大学1 インドネシア国立大学
3 ティルブルフ大学 同志社大学 シンガポール国立大学1 慶應義塾大学
4 上智大学2 慶應義塾大学 明治大学 北京師範大学
5 シンガポール国立大学2 北京師範大学 モンゴル国立大学 立教大学
6 モンゴル国立大学 名古屋大学2 上智大学2 チーム・オーストラリア
7 明治大学 名古屋大学1 中央大学1 九州大学
8 ソルブリッジ ・インターナショナル・スクール・オブ・ビジネス 立教大学 シンガポール国立大学2 名古屋大学1
9 上智大学1 東京大学 ティルブルフ大学 名古屋大学2
10 中央大学2 インドネシア国立大学 ソルブリッジ ・インターナショナル・スクール・オブ・ビジネス 東京大学

問題と競技概要

本コンペティションは「仲裁」(ラウンドA)と「交渉」(ラウンドB)の2部構成となっており、それぞれ日本語と英語の部に分かれています。ラウンドA、ラウンドBともに、アニメーション制作、関連グッズ、衣装等製造のレッド社と、大手映画、ネット配信、テーマパーク事業のブルー社との間の国際ビジネスを題材とし、各チームはレッド社またはブルー社のいずれかを担当しました。

ラウンドAの仲裁の問題は、①映画の共同製作契約に関するブルー社の債務不履行と損害賠償、②衣料品販売契約に関するレッド社の債務不履行と損害賠償、③仲裁合意の有無とブルー社がブルー・ネットでの映画の配信、及びカードの販売の権限がないことの確認請求、利得の引渡し、差止めに関するものでした。各チームは、レッド社あるいはブルー社のいずれかの代理人弁護士となって、仲裁人役の審査員を前に主張を戦わせました。

ラウンドBでは、①ブルー・ランドのネゴランド国における建設、②レッド社の作品のブルー・ネットでの配信について交渉が行われました。

審査員・オフィシャル

両日合計で120名の弁護士、裁判官、研究者、企業実務家等に審査員としてご協力を頂きました。さらに、27の対戦室で対戦。一部の対戦室はオンラインやハイブリッド形式(審査員、参加者の一部がオンライン参加)で実施され、本大会OB、OGの方に受付、運営、ハイブリッド対戦のサポート等を担当する本部スタッフとして大会をサポートしていただきました。

結果発表

表彰式では、毎年ドラマが生まれます。優勝チームの歓喜、残念ながら目標を達成できなかったチームの落胆。参加者の皆さんがいかに真剣に取り組んできたか、その熱意が伝わってきます。今回優勝を飾った大学は京都大学、ベスト・チームワーク賞には京都大学が輝きました。また日本語での対戦による最高得点は、仲裁が京都大学、交渉が京都大学、英語での対戦による最高得点は、仲裁がモンゴル国立大学、交渉がチーム・オーストラリアでした。

住友グループ広報委員会
事務局長 長澤 修一
京都大学に住友杯を授与
優勝 京都大学 228.5点
準優勝 チーム・オーストラリア 227.5点
3位 シンガポール国立大学 210点
4位 東京大学 207.33点
5位 九州大学 205点
6位 上智大学 204.4点
7位 大阪大学 203.5点

ベスト・チームワーク賞

京都大学

日本語の部・仲裁 最高得点

京都大学

日本語の部・交渉 最高得点

京都大学

英語の部・仲裁 最高得点

モンゴル国立大学

英語の部・交渉 最高得点

チーム・オーストラリア

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