住友グループ広報委員会では、2012年10月12日、岡山県立岡山盲学校にて開催された第81回全国盲学校弁論大会全国大会(主催 毎日新聞社点字毎日他)に特別協賛しました。今年も地区大会の激戦を勝ち抜いた9人の弁士の皆様が全国大会で、心の葛藤を乗り越えられた心境や、家族や友人たちとのかかわりを通して得られた大切な経験を、熱く語りました。
今年、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、「私と家族」と題した弁論を行った中国・四国地区代表の冨永 広幸さんでした。網膜色素変性症で仕事を失い、盲学校での寄宿舎生活がスタート。厳しい口調で励ます妻とのやりとりをユーモアたっぷりに語り、会場は暖かい笑いで沸きました。最後に「早く一人前のマッサージ師になって家族を守りたい」と家族への強い感謝の気持ちを語り、会場は感動で包まれました。
住友グループ広報委員会では、400年の歴史に育まれた「住友」をルーツとする34社が、住友グループへの信頼感の向上を図り、社会とより良い関係を作っていきたいと願ってさまざまな活動を展開しています。
「大切なこと 人から人へ」というグループメッセージのもと、言葉を通して「生きる力」を社会に発信されているこの弁論大会の発展に少しでも貢献できればと願っています。
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