住友館の建築材料として使用した「住友の森」から伐採した木々。木材を桂剥きしたあとに残る“芯”で作ったベンチが、住友グループ各社に設置されました。
住友館のパビリオンの建設には、住友グループが保有する「住友の森」の木々を利用しています。伐採した木々は「1本1本を無駄にしたくない。1本1本のいのちを大切にしたい」という想いから、端材をできるだけ出さないよう加工方法を検討。ヒノキの原木を薄く桂剥きにすることで合板へと加⼯し、住友館の屋根や外壁への使用を実現しました。さらに、桂剥きのあとに残った “芯”もベンチやグッズの材料として使い、約1000本の木々を余すことなく活用しています。
今回、製作した“剥き芯ベンチ”は、1月末から順次住友グループ各社へ配付。住友 EXPO2025 推進委員会 構成企業と住友館 協賛企業のロビーや受付、屋外などさまざまな場所に置かれ、訪れる人たちに憩いの場を提供しています。
■住友 EXPO2025 推進委員会 構成企業の設置風景
■住友館 協賛企業の設置風景
この“剥き芯ベンチ”は、大阪・関西万博開幕中の住友館にも設置しています。