住友 EXPO2025 推進委員会メンバーである住友化学と三井住友銀行が、2022年11月17日及び22日に大阪・関西万博の教育プログラム「リサーチミーティング」に講師として参加。SDGs達成に向けた取り組みについて、全国の中学生と意見交換を行いました。
大阪・関西万博の教育プログラムは、これからの未来を担う子どもたちが、開催前から大阪・関西万博に向けた取り組みに参加し、SDGsについて学び、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のためのアイデアを考えてもらうとともに、2025年には実際に万博会場へ行きたくなるよう、興味・関心を高めてもらうことを目的としています。
2020年度から大阪府内の小中学校で開始し、2022年度以降は、実施エリアを日本全国に拡大しています。
今回、住友化学と三井住友銀行は、住友グループや自社におけるSDGs達成に向けた取り組みを紹介。その内容に対する子どもたちからの質問に回答し、アドバイスや意見交換を行うリサーチミーティングを実施しました。
住友化学はサステナビリティ推進部 主席部員の内山啓子さんが講師となり、冒頭で住友グループは400年の歴史に培われた「住友の事業精神」をベースに、持続可能な社会の実現に貢献することを目指していると説明。住友化学が取り組んでいる具体的な事例として、プラスチックの資源循環型社会の実現に向けた技術や製品の開発、ごみ由来のエタノールからプラスチック(ポリオレフィン)を製造するケミカルリサイクルの事例、国内外での教育・啓発活動を紹介しました。
三井住友銀行は、サステナビリティ企画部 部長代理の西室順司さんが講師を担当。SMBCグループの説明とともに、銀行に求められる社会的役割を、環境や社会にとってより良いことにお金を使われる流れをつくることと紹介。なかでもSMBCグループでは、社会課題の解決に貢献していくために、「環境」「コミュニティ」「次世代」の3つを重点課題に設定しており、今回のリサーチミーティングの参加者である「次世代」の子どもたちに向けては、次世代の担い手・産業が育つよう、金融リテラシー向上に向けた取り組みを行っていることを話しました。
いずれも複数の中学校とオンラインでつながり、取り組み紹介の後は、各校10分ずつの質問タイムがとられました。中学生たちの若い感性に満ちた真剣な質問に、講師も刺激を受ける時間になったようです。全国の中学生に、住友グループのSDGs達成に向けた取り組みを知ってもらえる機会になりました。