住友 EXPO2025 推進委員会メンバーである三井住友海上が、2024年11月21日及び11月29日に大阪・関西万博の教育プログラム「ジュニアEXPOリサーチミーティング」に講師として参加。SDGs達成に向けた取り組みについて、全国の中学生と意見交換を行いました。
大阪・関西万博の教育プログラムは、これからの未来を担う子どもたちが、開催前から大阪・関西万博に向けた取り組みに参加し、SDGsについて学び、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のためのアイデアを考えてもらうとともに、2025年には実際に万博会場へ行きたくなるよう、興味・関心を高めてもらうことを目的としています。2020年度から大阪府内の小中学校で開始し、2022年度以降は、実施エリアを日本全国に拡大しています。住友グループは、2022年11月に住友化学と三井住友銀行が、2023年11月・12月に住友金属鉱山とNECが参加しています。
今回、三井住友海上は、自社におけるSDGs達成に向けた取り組みを紹介。その内容に対する子どもたちからの質問に回答し、意見交換を行うリサーチミーティングを実施しました。
経営企画部 SX推進チームの倉本亜矢子さんが講師となり、同社の「もしも」に備える保険事業と、安心・安全を提供することによる課題解決の取り組みについて、SDGsとの関りを踏まえながら紹介しました。
「地球環境との共生」に関しては、オフィス緑化の取り組みである駿河台緑地が、生物多様性保全の優れた取り組みとして環境省から「自然共生サイト認定」を受けたことを話しました。また「革新的テクノロジー」の事例として、同社が提供する「ドラレコロードマネージャー」のサービスが、道路のひび割れやくぼみといった事故の原因の早期発見・補修や自治体の業務効率化を支援し、強じんな街づくりに役立っていること、国土交通省の「インフラメンテナンス大賞」、デジタル庁の「グッドデジタルアワード」などの受賞につながったことを伝えました。
こうした取り組みを成功させるためには、企業が持つ知識や経験に加え、お客様やパートナーなどネットワークの活用や官民の連携、未来にわたってリスクや課題を解決していきたいという思いが大事であると締めくくりました。
2日間で行われたジュニアEXPOリサーチミーティングには、計7校の中学生に参加いただきました。全国の中学生に、住友グループのSDGs達成に向けた取り組みを知ってもらえる機会になりました。