2024年5月9日、住友の母なる山・別子山で山神祭が斎行され、住友 EXPO2025 推進委員会が撮影させていただきました。
2025年大阪・関西万博を1年後に控えた今年の山神祭では、山での施業の安全を祈願する他、「1本1本の木のいのちを大切にしたい」という住友館の思いや「植林体験」を実施することもお伝えし、「伐る」「加工する」「使う」「植える・育てる」を行い「住友館は時を超えて、めぐる」という森の循環を実現していくことを誓いました。
住友館では「住友の森」の活用として伐採したスギ・ヒノキを、建築資材のほか、記念品・物販・ベンチ製作の材料としても使用します。そのため今回の山神祭は、住友林業の協力を得て、住友 EXPO2025 推進委員会 事務局にて撮影も実施。撮影した動画は、住友館公式WebサイトおよびSNSでも順次公開予定です。
住友の故郷を訪ねる旅 現代に息づく住友の精神 | 住友の歴史
毎年5月9日は、新居浜市内の大山積(おおやまづみ)神社で神事の「例大祭式」も執り行われます。
同日は、元禄4年(1691年)に江戸幕府から別子銅山の稼業許可がおりた日です。別子山は銅山としての役目は昭和48年(1973年)に終えましたが、現在でも毎年5月9日には住友グループ各社が新居浜市内の大山積神社を訪れ、感謝の念を捧げるとともに安全を祈願しています。別子山のある愛媛県新居浜市に工場や事業所を構える、住友グループ11社の代表者が集まって行われる例大祭式については、次回ご紹介します。