住友と万博の関わり

住友大阪セメント

CO2再資源化人工石灰石使用コンクリートブロック

住友大阪セメント株式会社では、2050年“カーボンニュートラル”ビジョン「SOCN2050」の達成に向け、CCUSに係る革新的技術の開発を進めています。

焼却灰などの廃棄物中に含まれるカルシウムと二酸化炭素を結合させる「CaとCO2のデュアル・リサイクル技術」により、世界初のCO2再資源化人工石灰石を製造し、 CO2を鉱物として永久に固定化する技術を開発しました。

  • この技術はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション(GI)基金事業」の成果物です。

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大阪・関西万博での活用シーン

住友館に使用したコンクリートブロック
CaとCO2のデュアル・リサイクル技術

住友館周囲のコンクリートブロックには約500kgのCO2再資源化人工石灰石を使用し、約210kgのCO2が固定化されています。この固定量は世界でもトップクラスで、地球温暖化防止技術として大きな期待が寄せられています。

また、セメント・コンクリート分野以外にも、従来炭酸カルシウムを使用している多くの産業分野にCO2再資源化人工石灰石を利用するための取組みも進めています。

住友館のグッズ販売コーナーでは、CO2再資源化人工石灰石を用いた紙・樹脂で作った文具類も取り扱っているので是非手に取ってみてください。

担当者の声

セメント・コンクリート研究所

建設分野のカーボンニュートラル実現に向けて大きな期待が寄せられている世界初のCO2再資源化人工石灰石を、大阪・関西万博に用いることができ光栄です。住友館を訪れる世界中の方々にこの技術を知っていただきたいと思います。

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