今に生きる住友語録

約400年にわたる住友の歴史の中には多くの言葉が残されています。真摯に事業に向き合う中で先人たちが語った言葉には、時代を超えて通用するいくつもの教えがあります。そして語り継がれてきたこれらの言葉は、住友の事業の根幹を成す精神として、今に生きています。古びることのない言葉の数々は、次代を担うビジネスパーソンたちに勇気と教訓を与えてくれるでしょう。

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「親共有之身分之者は、当家之風俗懇望ニ而、勤も為致、能き人ニ成行候事頼ニ可存所」
――住友家第9代 吉次郎友聞

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「其心ニ不叶人ヲ能用ひ不申候而は、支配人之意ニ而は無之候」
――入江友俊

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「焼鳥に へを御あんし候へく候」
――住友家第3代 吉左衛門友信

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「常にこヽろを信にして 家名を失ふ事なかれ」
――住友理助家初代 友房

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「兄弟分であることを飽く迄も失はない様に精神的に提携してやつて頂き度い」
――古田俊之助

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「御先祖御取立被成置候 商売仕方之儀は毎日主従争論(中略)先前より御流儀ニ而候事」
――泉屋七兵衛

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「経済生活を、利を求め営利が葛藤する修羅場とみなさず、道徳的に発達するように尽力し、住友の事業をつうじて、国家の健全なる発達に貢献し、社会の向上改善に貢献してほしい」
――中田錦吉

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「住友家の新事業にたいする態度は、慎重熟慮をその標語としますが、(中略)在来の事業にたいする改良進歩と堅実有利なる新事業につき、常に進言を怠らないように切に希望します」
――湯川寛吉

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「地中にて 働くことは 慣れながら 皆大山祇(おおやまづみ)に 禮(いや)して這入(はいい)る」
――川田 順

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「大露頭(だいろとう) 赭(あか)くてそこは 雪積まず」
――山口誓子

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「別子銅山ノ末期ニ於テ之ニ代ルベキ事業ヲ興ス」
――鷲尾勘解治

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「あなうれし 黄金の花の移りきて 泉に千代の 影ぞ浮かべる」
――住友家第15代 吉左衛門友純

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「五ヶ年の跡見返れば雪の山」
――伊庭貞剛

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「この銅山(やま)を神とし仰ぎ幾代かも 掘りつぎて来しことの畏(かし)こさ」
――住友家第16代 吉左衛門友成

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「移し植ゑし落葉松(からまつ)ここに黄葉(もみじ)して かく美(うる)はしき樹林と成りぬ」
――住友家第16代 吉左衛門友成

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「与他産業不相同 無尽蔵中採赤銅 欲問国家経済事 半天鉄路一条通 (他産業とは同じからず 無尽蔵の赤銅を採る 問はんと欲すは国家経済の事 天を二分する鉄路が一条の道筋となって通ず)」
――広瀬宰平

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「君子財を愛す、これを取るに道有り」 ――伊庭貞剛

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「自利利他公私一如」

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「企画の遠大性」

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「萬事入精」 ――住友政友

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「逆命利君、謂之忠」 ――広瀬宰平

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「自分は正義公道を踏んで、皆と国家百年の仕事をなす考えである」 ――鈴木馬左也

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「人間を磨け」 ――小倉正恆

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