文殊院旨意書(もんじゅいんしいがき)
住友家初代・住友政友(涅槃宗に帰依し文殊院の称号を得た・1585~1652)が晩年に家人の勘十郎に宛てた書状商人の心得を簡潔に説いたもので、仏教の教えを基に、政友の処世観が表れている。住友精神の原点。 前文に「商事は不及言候へ共万事情に可被入候」とあり、何事も粗略にせず、心をこめて丁寧慎重に取り扱うよう説いています。
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