総理が生まれたとき
近代の住友の基礎を固め発展させた七人の総理事。
広瀬宰平
別子銅山を近代化し、事業発展の基礎を築いた。
伊庭貞剛
33歳にして裁判官を辞し、住友に入社。煙害解決のため、四阪島への製錬所移転を決断した。
鈴木馬左也
住友の事業精神に共鳴し、伊庭の懇請を受けて官界から転身。国家百年の事業に挑んだ。
中田錦吉
停年制を敷き、自ら辞職した中田。「老人の跋扈(ばっこ)」を戒めた伊庭の意志を継ぎ形にした。
湯川寛吉
時勢の変遷に伴い事業を多角化。ユニークな入社面接をしたことでも知られる。
小倉正恆
「人を信じて人をよく使う」という流儀で、金山の開発や国家的に有能な人材育成などに尽力。
古田俊之助
誠実に生きることを重んじる住友の事業精神を、第二次世界大戦後の最も厳しい時期に発揮した総理事。
広瀬宰平と伊庭貞剛が21世紀に問いかけるもの
巡回企画展「広瀬宰平と伊庭貞剛の軌跡」記念講演(平成17年(2005年)8月27日)の内容を、7回にわたってお届けします。
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