北京市の中国国家博物館は、京都市の泉屋(せんおく)博古館が所蔵する“住友コレクション”の中国古代の名品から計199点を特集した書籍を出版した(約440ページ。中国古代の青銅器、書画などの写真に中国語の解説付き)。
泉屋博古館は、住友家の代々の当主が収集してきた貴重な美術品、住友コレクションを保存・展示する美術館で、特に中国古代青銅器では世界的に評価が高い。
中国国家博物館の呂章申館長は、文化交流は中日関係の平和的な発展を後押しするとして、今後も日本の博物館と協力していく考えだ(写真左:呂章申館長 写真右:泉屋博古館 小南一郎館長)。