しごと図鑑

みんなが好きなことから、
将来の仕事をさがそう!
好きなことや、興味(きょうみ)があることを選んでね。

音楽や絵が好き

絵・文章

画家

美術館(びじゅつかん)には、日本の人や海外の人が描(か)いた絵が、いっぱい飾(かざ)ってあるよね。
画家は、絵画を描くことを仕事として、その描いた絵を画商(がしょう)【絵の売買を職業(しょくぎょう)とする人】を通して売る仕事です。
画家の多くは、アトリエを持ち、自分で時間を管理(かんり)しながら、油絵や版画(はんが)などの技法(ぎほう)を使って作品をつくります。その作品を、新人の発掘(はっくつ)や育成(いくせい)、絵画の取り引きなどを行う画廊(がろう)や画商に協力(きょうりょく)をしてもらい、展覧会(てんらんかい)や個展(こてん)などを開いて、自分の作品をアピールします。

アニメーター

アニメを見るのは楽しいけど、自分で描(か)いてみたいという、みんなもいるよね。
アニメーターは、テレビなどで公開されるアニメーション作品、テレビCM、映画(えいが)、TVゲームなどに使われるアニメーションを作るのが仕事です。
テレビで放送(ほうそう)されているアニメのほとんどでは1秒間に24枚の絵が必要(ひつよう)です。アニメーターの仕事は、シナリオや絵コンテをもとに登場人物のポーズや背景(はいけい)を作る原画の作成と、動きをひとコマずつ作っていく動画の作成の2つがあります。 アニメーターの能力(のうりょく)によって、作品が良(よ)くなったり、悪くなったりするので、重要(じゅうよう)な仕事です。

新聞記者

新聞には、政治(せいじ)や事件(じけん)、スポーツなど、いろいろな情報(じょうほう)が書いてあるよね。
新聞を発行するために、取材(しゅざい)をして、記事にまとめていくのが、新聞記者です。
世間の人々が興味(きょうみ)のあることを記事にする新聞記者の基本(きほん)は、現場(げんば)の取材で、自分で情報を集めます。公平な視点(してん)で記事を書くために、正確(せいかく)な事実を取材することが必要(ひつよう)です。スポーツの取材でも、感動(かんどう)をつたえるために、選手やチームの状態(じょうたい)などを、しっかりと取材して、記事にします。
新聞記者には、広い知識(ちしき)と取材力、および事実を正確につたえる文章力が必要です。

作家

いっぱい本があって図書館は楽しいし、自分で文章を書くことも楽しいよね。
いろいろな分野がありますが、小説(しょうせつ)などの原稿(げんこう)を書くのが、作家です。
作家の書く作品は小説、ノンフィクション、エッセイなどがあります。これまでは新聞、雑誌(ざっし)や、単行本(たんこうぼん)で発表していましたが、最近(さいきん)では、インターネットや携帯電話(けいたいでんわ)に配信(はいしん)して読むものもあります。
作家は、自分の考えや個性(こせい)を文章の中に表現(ひょうげん)する能力(のうりょく)が必要(ひつよう)です。