動物、植物・花
獣医
みんな飼(か)っているペットが病気なったときは、動物病院につれていくよね。 その動物病院で、いろいろな動物の診察(しんさつ)や治療(ちりょう)の仕事をしているのが獣医(じゅうい)です。
獣医は、すべての病気の診察や治療を一人で担当します。言葉で病気の状態(じょうたい)を伝(つた)えることが出来ない動物たちの健康(けんこう)状態を、飼い主(かいぬし)からくわしく聞いて診察し、必要(ひつよう)な治療を行ないます。
獣医は、いろいろな動物に関する知識(ちしき)や専門技術(せんもんぎじゅつ)、そして資格(しかく)が必要です。
動物園の飼育係
動物園は、いろいろな動物がいて楽しいよね。動物園で飼育(しいく)されている動物の世話をするのが、動物園の飼育係です。
飼育係の仕事は、たくさんあります。まず動物舎(どうぶつしゃ)の掃除(そうじ)。掃除をしながら、動物の健康状態(けんこうじょうたい)をチェックします。あとは、動物のえさを作り、あたえます。動物によって、えさの内容(ないよう)や量(りょう)、あたえる時間などを調整してあたえます。えさをどれくらい食べているか、行動がおかしくないかなどを確認(かくにん)して、動物の体調を管理(かんり)します。
畜産農業
みんなは、ハンバーグやカレーやオムライスは好(す)きかな。畜産(ちくさん)農家は、牛、豚(ぶた)、鳥などを飼育(しいく)、繁殖(はんしょく)して、牛乳や、肉、卵(たまご)などの食料(しょくりょう)品を作っています。
たとえば、牛乳をつくる酪農(らくのう)では、朝早くから仕事が始まります。毎日、朝と夕方の2回、数十頭から数百頭の牛から乳をしぼります。エサとなる牧草(ぼくそう)やトウモロコシは、1日1回から2回に分けてあたえます。エサの食べ方や食べる量などを、いつも観察(かんさつ)し、一頭づつ違う牛の健康状態(けんこうじょうたい)を管理(かんり)します。
花屋
きれいな花や、めずらしい花でいっぱいのお店。みんなも、街(まち)などで見かけたことがあるよね。 花を市場などから買って、販売(はんばい)したり、花束(はなたば)を作ったり、フラワーデザインをするのが、花屋です。
お店にきたら、店の前へ花や植物を運んだり、花に水をやったり、店内の掃除(そうじ)をします。花束用のリボンやアレンジ用の花かごの準備(じゅんび)も大切な仕事です。
花は生き物なので、専門知識(せんもんちしき)と技術(ぎじゅつ)が必要(ひつよう)で、店員さんには、花をかざる場所などに合わせたカラーコーディネイトなどのセンスも必要です。
植木職人
みんなの学校や家には、たくさんの木や花が植えられているよね。 木や花を植えて、植物が元気に育つように手入れをするのが、植木職(うえきしょく)です。
植木職の仕事は、「造園(ぞうえん)」と「維持(いじ)・管理(かんり)」の2つがあります。 造園では、庭や公園を作るため、木を他の場所へ移動(いどう)したり、花壇(かだん)を作ったり、垣根(かきね)作りなどをします。維持・管理では、すでに出来ている庭や公園などの植物の手入れをします。
植木職は、植物に関する専門知識(せんもんちしき)と経験(けいけん)を生かして、緑豊(ゆた)かな生活を作っています。