しごと図鑑

みんなが好きなことから、
将来の仕事をさがそう!
好きなことや、興味(きょうみ)があることを選んでね。

音楽や絵が好き

音楽

歌手

音楽の時間に、大きな声で歌うと気持ちいいよね。 リズムやメロディーにあわせて、歌詞(かし)の感情(かんじょう)を表して、歌をうたい、人々を感動させたり、楽しませたりするのが、歌手です。
音楽には、歌謡曲(かようきょく)や演歌(えんか)、ロック、ジャズ、ラテンなど、いろいろな分野があります。それぞれの分野で歌手は、自分の歌をうたった音楽をCDにするためにレコーディングをして売り出します。発売後は、全国各地(かくち)をまわって宣伝(せんでん)活動をしたりします。

作詞家

テレビから聞こえてくる歌の歌詞(かし)に感動したことはあるかな。 音楽の歌詞を作るのが作詞家の仕事です。
先に曲を作って、その曲に合わせて詞をつけることが多いので、作詞家は、完成した音楽に合わせて歌詞を作っていきます。曲は規則性(きそくせい)のある構成(こうせい)になることが多いため、言葉の長さを合わせてそろえなければいけません。そのために言葉をいっぱい知らなければいけません。
作詞は詩(し)に近いところもあるので、文学的なセンスが必要(ひつよう)ですが、曲に合わせて歌詞を作るので音楽的センスも必要です。

作曲家

音楽の時間に習う歌にも、ゲームにも、テレビのコマーシャルにも、すべて曲があるよね。
メロディーを基本(きほん)に、いろいろな音を組み合わせて、曲を作るのが作曲家です。
作曲家は、ポップス、クラッシック、演歌(えんか)など、いろいろな分野があります。
例えば、ポップスの作曲家は、おもにレコード会社から仕事を受けます。歌手のイメージや曲の方向性などから、曲のベースとなるテンポやリズムの原型(げんけい)を作り、それに合わせてメロディーを作り、作曲をします。
最近(さいきん)は、コンピュータで作曲することも多くなっています。

楽器職人がっきしょくにん

ハーモニカ、リコーダー、ピアノなど、学校にも、いろいろな楽器(がっき)があるよね。
バイオリンやギター、ピアノといった、いろいろな楽器を作り出すのが楽器職人(しょくにん)です。
楽器職人は、楽器を作るだけでなく、その楽器の修理(しゅうり)や音を調整する調律(ちょうりつ)などもします。 音楽職人になるためには、学校に行って楽器メーカーや工房(こうぼう)で働いたり、一流の楽器職人の弟子入りして、修行(しゅぎょう)をするなどがあります。
楽器職人には、素材(そざい)にかんする知識(ちしき)、楽器にかんする知識、そして高い技術(ぎじゅつ)力、音感が必要(ひつよう)です。