大分市美術館(大分県大分市)
田能村竹田関係資料帆足家伝来「花卉図」修繕事業[江戸時代](重要文化財)
助成金額255万円
「花卉図」は江戸時代後期の文人画家、田能村竹田32歳の時の作品。庭に植えた13種の四季の草花を瑞々しく描いた6幅対の竹田初期の代表作で、竹田の弟子帆足杏雨の子孫から大分市に寄贈されたもの。多数の折れがあり、変色、シミ、カビが発生しているため早期修復が必要な状態にある。事業総額(2年計画)1,076万円。初年度は、538万円のうち住友財団が255万円を助成する。