神奈川県立金沢文庫 文庫長 永村 眞(神奈川県横浜市)
称名寺聖教(しょうみょうじしょうぎょう)のうち湛睿説草(たんえいせっそう)保存修理事業(鎌倉~南北朝時代)
助成金額101万円
称名寺聖教は、北条実時が開基した称名寺に伝来する聖教資料で、日本仏教史・文化史上、欠くことの出来ない重要な位置を占めるものです。湛睿説草は、称名寺第三世が作成した、法会の際に行う説法の自筆原稿です。今回修復の対象となる30点は、特に破損が著しく開披が困難な状態にあるものです。