真光寺(しんこうじ)保存組合 代表 岩本 勝介(熊本県阿蘇市)
木造観音菩薩立像修復事業(平安時代)
助成金額52万円
真光寺ゆかりの観音菩薩像と伝えられている本像は、2016年の熊本地震によって祭壇から転倒し、左肩先等が分離するなどの大きな損傷が生じました。阿蘇地域に伝わる希少な平安後期の観音菩薩像としてその価値は高く、地域住民によって篤く加護されていることからも、修復後は阿蘇地域の復興のシンボルとして位置付けられるため、早急な修復が望まれています。