理化学研究所 脳神経科学研究センター
吉原 千尋 研究員らによる
『孤独で消失する分子アミリンの視索前野における発現制御機構の解明』
横浜国立大学 大学院工学研究院
北村 圭一 准教授による
『COVID-19飛沫感染予測に向けた空気中を漂う固体粒子の混相流シミュレーション』
(注)本件は2020年度に続いて継続助成するもの
など100件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
住友財団(会長 野依 良治、理事長 住友吉左衞門)は、この度2021度(本年4月~6月に公募)の「基礎科学研究助成」として総額1億5千万円(前年並)、同「環境研究助成」として総額1億円(前年並)の助成を決定いたしました。
これによって、財団創設(1991年)以来の累計助成金額(件数)は、「基礎科学研究助成」で約42億4千万円(2,603件)、「環境研究助成」で約30億9千万円(1,560件)に達しました。
若手研究者による基礎科学(数学、物理学、化学、生物学、工学の基礎)研究に対する助成で、森 重文 京都大学高等研究院院長・特別教授を委員長とする選考委員会(委員13名)で「チャレンジ精神にあふれる研究を支援し、特に若手育成のお手伝いをしたいという本プログラムの趣旨を踏まえて」選考がなされました。選考の結果、880件の応募の中から、
理化学研究所 脳神経科学研究センター
吉原 千尋 研究員らによる
『孤独で消失する分子アミリンの視索前野における発現制御機構の解明』
横浜国立大学 大学院工学研究院
北村 圭一 准教授による
『COVID-19飛沫感染予測に向けた空気中を漂う固体粒子の混相流シミュレーション』
(注)本件は2020年度に続いて継続助成するもの
など100件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
環境問題の解決・改善に資する様々な研究に対し助成を行うもので、黒田 玲子 東京大学名誉教授・中部大学特任教授を委員長とする選考委員会(委員7名)で選考の結果、
「課題研究(募集課題『地球規模で深刻化する環境問題とポストコロナの時代での社会変化に関する環境問題の理解と解決のための学際研究または国際共同研究』)」については、20件の応募の中から、
東京都市大学 大学院環境情報学研究科
伊坪 徳宏 教授らによる
『電気自動車の急速な普及に伴う環境・社会側面の地球規模ライフサイクル影響評価』
など3件に対し、総額3,000万円の助成を行うこととしました。
「一般研究」については、286件の応募の中から、
奈良女子大学 研究院自然科学系
片野 泉 准教授らによる
『ダム河川における「土砂還元」の新たな効果:生物による水質浄化機能促進の検証』
筑波大学 生命環境系
津田 吉晃 准教授らによる
『生態・遺伝子・地質・地域特性情報に基づく長野県における野生動物管理の提案』
など37件の研究に対し、総額7,000万円の助成を行うこととしました。