助成対象 68件、助成金総額 4,955万円余
<財団設立以来の累計助成件数・金額:1,744件・13億2,788万円余>
アジア諸国と日本との相互理解を深めるため、主に東アジア、東南アジアの研究者による「日本関連研究」に助成を行ってまいりました。今年度は、2021年9月~10月に助成対象を公募し、応募のあった494件の中から、別紙の通り助成先を決定いたしました。
研究テーマ『COVID-19 パンデミック後の日本とインドネシア両国間の渡航者増加に向けた政策と実施に関する研究』
インドネシア ガジャ・マダ大学職業学校(Vocational College) 講師
ファトマワティ・ジャフリ
助成金額 95万円
本研究は、現在のコロナ禍とポスト・コロナ時代を見据えた、インドネシアと日本の教育協力政策の評価と、新たな政策アプローチの提言を行うものです。とりわけ教育協力政策による経済的効果(両国間の渡航者の増加-観光、教育、研究目的)に着目するものです。
研究テーマ『日本の大学におけるフィリピン研究学術プログラムの位置づけ』
フィリピン大学ディリマン校 文学部 フィリピン語・フィリピン文学学科 助教
ロネル・オルティル・ラランホ
助成金額 80万円
本研究は、学部レベルでフィリピン研究プログラムを提供している日本の5大学を訪問、プログラム設置の経緯、カリキュラム、教員の学問的背景、学生の選択動機とキャリアへの影響、新型コロナウイルス感染拡大の影響を明らかにするものです。