弘前大学 大学院理工学研究科
梶田 展人 助教らによる
『化石DNAと脂質分析による地磁気逆転に伴う地球システム変化の検出』(助成金額:200万円)
東北大学 加齢医学研究所
小川 亜希子 助教による
『エピトランスクリプトームによる新型コロナウイルスmRNAワクチン作用機序の包括的理解』(助成金額:250万円)
など97件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
住友財団(会長 野依 良治、理事長 住友吉左衞門)は、この度2022年度(本年4月~6月に公募)の「基礎科学研究助成」として総額1億5千万円、「環境研究助成」として総額1億円の助成を決定いたしました(金額は各々前年並み)。
これによって、財団創設(1991年)以来の累計助成金額(件数)は、「基礎科学研究助成」で約43億9千万円(2,700件)、「環境研究助成」で約31億9千万円(1,602件)に達しました。
若手研究者による基礎科学(数学、物理学、化学、生物学、工学の基礎)研究に対する助成で、森 重文 京都大学高等研究院院長・特別教授を委員長とする選考委員会(委員13名)で「チャレンジ精神、特に若手研究者のチャレンジ精神を大切にし、さらに多様性にも十分配慮したいという本プログラムの趣旨を踏まえて」選考がなされました。選考の結果、808件の応募の中から、
弘前大学 大学院理工学研究科
梶田 展人 助教らによる
『化石DNAと脂質分析による地磁気逆転に伴う地球システム変化の検出』(助成金額:200万円)
東北大学 加齢医学研究所
小川 亜希子 助教による
『エピトランスクリプトームによる新型コロナウイルスmRNAワクチン作用機序の包括的理解』(助成金額:250万円)
など97件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
環境問題の解決・改善に資する様々な研究に対し助成を行うもので、黒田 玲子 東京大学名誉教授・中部大学特任教授を委員長とする選考委員会(委員7名)で選考の結果、
「課題研究(募集課題『ウイズ・ポストコロナ時代における環境問題の理解および解決のための学際研究または国際共同研究』)」については、17件の応募の中から、
九州大学 総合理工学研究院環境理工学部門
谷本 潤 教授らによる
『社会災害としての新興感染症をIoT技術により抑制する社会環境情報システムの基礎設計』(助成金額:1,000万円)
など3件に対し、総額3,000万円の助成を行うこととしました。
「一般研究」については、297件の応募の中から、
大阪公立大学 大学院工学研究科
石山 央樹 准教授らによる
『立木の特性に基づく製材の強度推定手法の開発』(助成金額:180万円)
国立極地研究所 先端的レーダー研究推進センター
橋本 大志 助教らによる
『航空機ビッグデータを用いた高層気象観測システムの開発と品質管理手法の確立』(助成金額:240万円)
など39件の研究に対し、総額7,000万円の助成を行うこととしました。