名古屋大学 大学院理学研究科
岩口 翔輝 博士後期課程2年生らによる
『地上重力波検出器のための短周期鏡繰り返し投げ上げによる完全防振システムの開発』(助成金額:190万円)
広島大学 大学院統合生命科学研究科
田中 若奈 准教授による
『植物ホルモンの役割から探るイネ腋芽幹細胞新生の分子基盤』(助成金額:300万円)
など71件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
住友財団(会長 野依 良治、理事長 住友吉左衞門)は、この度2024年度(本年4月~6月に公募)の「基礎科学研究助成」として総額1億5千万円、「環境研究助成」として総額1億円の助成を決定いたしました(金額は各々前年並み)。
これによって、財団創設(1991年)以来の累計助成金額(件数)は、「基礎科学研究助成」で約46億9千万円(2,856件)、「環境研究助成」で約33億9千万円(1,678件)に達しました。
若手研究者による基礎科学(数学、物理学、化学、生物学、工学の基礎)研究に対する助成で、大隅 典子 東北大学副学長を委員長とする選考委員会(委員13名)で「女性研究者への支援や多様性を意識しつつ、有望な若手人材を支援するという方針」で選考がなされました。選考の結果、979件の応募の中から、
名古屋大学 大学院理学研究科
岩口 翔輝 博士後期課程2年生らによる
『地上重力波検出器のための短周期鏡繰り返し投げ上げによる完全防振システムの開発』(助成金額:190万円)
広島大学 大学院統合生命科学研究科
田中 若奈 准教授による
『植物ホルモンの役割から探るイネ腋芽幹細胞新生の分子基盤』(助成金額:300万円)
など71件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
環境問題の解決・改善に資する様々な研究に対し助成を行うもので、黒田 玲子 東京大学名誉教授・中部大学卓越教授を委員長とする選考委員会(委員7名)で選考の結果、
「課題研究(募集課題『人類喫緊の課題である温室効果ガスの大気圏への蓄積の抑制に向けた学際研究または国際共同研究』)」については、23件の応募の中から、
東京大学大学院 農学生命科学研究科
小島 克己 教授らによる
『森林再生による熱帯泥炭湿地開発地の炭素吸収源への転換』(助成金額:1,000万円)
など3件に対し、総額3,000万円の助成を行うこととしました。
「一般研究」については、330件の応募の中から、
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科
佐賀 達矢 助教による
『スズメバチ類の食性解析から絶滅危惧種・外来種をモニタリングする』(助成金額:250万円)
政策研究大学院大学 政策研究科
山崎 晃生 准教授らによる
『環境政策とサプライチェーン:埼玉県排出量取引制度の実証分析』(助成金額:250万円)
など34件の研究に対し、総額7,000万円の助成を行うこととしました。