一筆啓上賞手紙コンクール後援
第10回新一筆啓上賞顕賞式
入賞作品
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- 「娘」へ
- 深夜の帰宅、机の上のおむすび。
小さな手で握ってくれたんや。
泣けたよ。ありがとう。
赤尾 和美(44歳 滋賀県)
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- 「娘」へ
- 抱っこするたびに腕を回してくれて。
抱き締めてもらっているのは
ママのほうです。
杉本 理恵(39歳 島根県)
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- 「お母さん」へ
- いもうとのだっこ、うらやましかったよ。
きょうは、わたしでありがとう。
よし田 ともな(7歳 福井県)
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- 「あの日の駐在さん」へ
- お金を落した道を、
一緒に探してくれた駐在さん。
あの夜、少年の私は警官を志ました。
西森 茂夫(88歳 石川県)
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- 「三歳の孫達」へ
- ケンカ。大泣き。
オモチャじゃなく
ばあちゃんのとり合いだったとは。
ありがとうね。
加藤 裕子(55歳 東京都)
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- 「天国の父」へ
- 「大人になるとわかる」が嫌だった
でも、大人になって分かった
悔しいけどありがとう
大平 敦(41歳 宮城県)
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- 「豪州に転居した小学生の孫」へ
- 来てねの手紙に単調な生活が一変し
英語の勉強を始めたよ。
生きがい誕生、ありがとう!
玉井 一郎(79歳 香川県)
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- 「あなた」へ
- 次の世も一緒になろう
と言ってくれて有難う。
お蔭で婚活の手間がはぶけました。
荒木 順子(69歳 長崎県)
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- 今日、素敵な食洗機が届きました。
私の手荒れ、気付いていないと思ってた。
ありがとう
管中 沙都姫(34歳 福岡県)
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- 「兄さん」へ
- まだ高一の兄さんが、
土方でバイトして熱出して、
買ってくれたセーラー服。
私の宝物。
権藤 厚子(59歳 福岡県)
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- 「三月に亡くなった実母」へ
- 九十三年の人生を終えた夜。
愚痴ばかりの娘でごめん。
母の日、カーネーション供えるね。
石原 文子(57歳 岐阜県)
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- 「お母さん」へ
- 今日は言えたよ、
しっかり目を見て「ありがとう」
でもまだはずかしい。
下川 玲布(8歳 福井県)
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- 「遠くにいる孫」へ
- メールありがとう。
でもじいちゃん、手紙がいいな。
文字で成長が分かるから。
高橋 鉄巳(65歳 北海道)
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- 「お父さん」へ
- 子供が成人したら
ぜったい別れてやると思いつつ四十年
でもよかった ありがとう
山本 すみ子(62歳 和歌山県)
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- 「英樹」へ
- 明日はテストだからと
一晩中寝ずに看病してくれたね。
優しいウソ、嬉しかった。
佐藤 安子(54歳 岩手県)
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- 「誠人さんと千恵さん」へ
- 何時でも「お母さん」と呼んでくれる、
それがとっても嬉しい。
幸せです。ありがとうね
弘中 純子(85歳 北海道)
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- 「ママ」へ
- ママ、ありがとうって
ひとをしあわせにする
いちばんかんたんな
おまじないなんだよ。
三村 大智(6歳 神奈川県)
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- 「規行さん」へ
- ありがとうが口ぐせのような珠美。
そこがいいと選んでくれた規行さんに、
ありがとう。
橋本 泰江(56歳 静岡県)
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- 「自衛隊」へ
- 大きな津波とともに大きな悲しみ。
それでも家族を見つけてくれた。
誇りの緑服に感謝。
曽根 奈宇美(16歳 宮城県)
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- 「母(ママ)」へ
- 「ありがとう」と
心から言える私に育ててくれて有難う。
ママを世界一尊敬しています。
藤山 喜佐子(48歳 神奈川県)
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