全国盲学校弁論大会特別協賛

住友グループ広報委員会は「全国盲学校弁論大会」を応援しています。この大会は、昭和3年(1928年)に毎日新聞社点字毎日の主催で開催されて以来、歴史を刻み続けた伝統ある大会です。「自分の心を自分の言葉で伝えていく」本大会の主旨は私たちのグループ・メッセージである「大切なこと 人から人へ」の精神にまさに重なるものであることから、平成15年(2003年)から特別協賛しています。

第87回(2018年) 全国盲学校弁論大会

住友グループ広報委員会が2003年より特別協賛しております「全国盲学校弁論大会」は、今年も10月5日(金)、福島県福島市の「コラッセふくしま」で開催されました。
この弁論大会は昭和3年(1928年)に創設以来、伝統を守り続け、今回で87回目を迎えました。大会には、7つの地区から選ばれた14歳から56歳まで9人の弁士の方々が、自らの障害と向きあう様子や、将来の夢、生きがいなどを自らの言葉で熱く語りました。

今年の大会で優勝の栄冠に輝いたのは、「視覚障がい者だから」と題した弁論を行った大阪府立大阪南視覚支援学校高等部柔道整復科1年の阿部亮介さんでした。阿部さんは、視覚障害者向けの球技フロアバレーボールの試合前に起きたトラブルをめぐる男性の発言「視覚障がい者やねんから、多少融通聞かせてくれや!」がずっと忘れられませんでした。その男性の気持ちを探りながらも、甘えるべきではないと障害に向き合う自身の決意を強く聴衆の心に訴えかけました。

住友グループ広報委員会では、「大切なこと 人から人へ」というグループメッセージを掲げて活動しています。私たちは、言葉を通して「生きる力」を社会に発信しているこの大会を支援できることは、大変意義深いことであると考え、今後も本大会の発展に少しでも貢献できればと思います。

来賓挨拶をする新森事務局長
優勝者を表彰する新森事務局長
優勝に輝いた阿部亮介さん(中央)、準優勝の斉藤未帆さん(左)、3位の秋元美宙さん(右)

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