第一話 「小次郎、都へ行く」
慶長元年(1596年)、自ら京の都へ向かった12歳の小次郎。その目的とは?
第二話 「炎上」
世に仏法を広めるも、他宗派から弾圧される文殊院。彼らの前途やいかに?
第三話 「江戸の出逢い」
元和四年(1618年)、拘禁されている文殊院のもとに、1通の悲報が届く――。
第四話 「住友創業」
幕府が下した想像を絶する裁定を受け、文殊院が開いた新しい道とは?
第五話 「歓喜の銅山発見!」
文殊院の遺志を継ぎ、人を大切にし続けたからこそ、もたらされた山の恵み。
第六話 「泉屋は負けず」
別子銅山をめぐり、泉屋(せんおく)住友に立ちはだかる、思いもよらぬ試練とは?
第七話 「別子銅山永代稼行」
人々の幸せのために、泉屋住友は銅の増産と事業の永久性を追求するが――。
第八話 「危機に立ち向かう男」
経営難に加え、新政府による銅山の接収――。動乱の世をどう生きる!?
第九話 「近代化へ」
新政府と交渉を重ねていた矢先、なんと別子銅山の売却案が持ち上がる!?
第十話 「逆名利君の信念」
壮大な別子銅山の近代化プロジェクトに着手。住友が大きく変わり始める。
第十一話 「住友存亡の危機・煙害」
製錬所の煙が田畑を枯らす原因に!? 人々の安全と住友の運命やいかに?
第十二話 「緑なす山」
試練に続き、最大の惨事が銅山を見舞う――。はたして煙害を克服できるのか?
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