人を助ける
警察官
交番はもちろんだけど、テレビのドラマでも警察官(けいさつかん)を見ることがあるよね。
くらしの安全をささえて、ひとびとの生命と財産(ざいさん)を守るのが、警察官です。
警察には国の機関(きかん)である警察庁(けいさつちょう)と、都道府県(とどうふけん)単位(たんい)の警察(けいさつ)があります。
警察官の仕事としては、犯罪(はんざい)などの捜査(そうさ)をする「刑事(けいじ)」、犯罪をふせぐため指導(しどう)などをする「生活安全」、交番ではたらいて、パトロールなどをする「地域(ちいき)」、交通違反(いはん)の取(と)り締(し)まりなどをする「交通」、テロなどの取り締まりや災害から市民(しみん)を守る「警備(けいび)」などがあります。
消防士
道路を歩いていると、大きい音を出して消防車(しょうぼうしゃ)が通ることがあるよね。
災害(さいがい)から、ひとびとを守り、くらしの安全をささえるのが、消防士(しょうぼうし)です。
消防士の仕事といえば、火災(かさい)の消火と救急車(きゅうきゅうしゃ)の出動ですが、ほかにも災害対策(たいさく)や救助(きゅうじょ)をしたり、火災・災害の時のための指導(しどう)や、災害をふせぐための活動などがあります。 ふだんは、災害を想定した訓練(くんれん)をして、技術(ぎじゅつ)を身につけています。
弁護士
ニュースで裁判(さいばん)の情報(じょうほう)や、ドラマで裁判のシーンを見たことがあるかな。
社会で起こる、いろいろな問題の解決(かいけつ)に取り組み、依頼人(いらいにん)を守る法律(ほうりつ)の専門家(せんもんか)が、弁護士(べんごし)です。
テレビや新聞で取り上げられる事件(じけん)などの刑事事件(けいじじけん)の場合、依頼人の人権(じんけん)を守り、また不利(ふり)な判決(はんけつ)を受けないために、弁護士は、全力で裁判に取組みます。
くらしの中での争(あらそ)いごとである民事事件(みんじじけん)の場合、依頼人の言い分を主張(しゅちょう)するだけでなく、当事者が納得(なっとく)する解決を目指します。
その他に、渉外弁護士(しょうがいべんごし)とよばれる、企業(きぎょう)からの依頼で、ビジネスのサポートや交渉(こうしょう)をする弁護士がいます。