一筆啓上賞手紙コンクール後援
第4回新一筆啓上賞顕賞式
入賞作品
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- 「倅へ」
- 倅、初孫のなめえ付けたぞ。『諭吉(ゆきち)』だ。
故郷の偉人、福沢諭吉の諭吉だ。どうだ!
- 「親父へ」
- 親父、ありがてえけどよ。
『諭吉』は、余りに重過ぎる。半分にして、『諭(さとし)』でどうだ。
赤松 菊夫(62歳 福岡)
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- 「『負け犬』娘へ」
- 一筆啓上 娘様 もう、誰でもいいから、結婚して下さい。 父より
- 「父へ」
- 返信 お父様 本当に、誰でもいいのですか。 娘
石田 真理(31歳 東京)
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- 「父へ」
- お父さんはいつも黙ってるね。
- 「娘へ」
- お前がいつもしゃべってるからな。
岡村 真子(13歳 京都)
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- 「お父さんへ」
- 一緒にバージンロード歩いてくれてありがとう。
骨折してる足の指痛かったやろ。
- 「娘へ」
- 他の所がもっともっと痛かったわ!
梶間 望(30歳 三重)
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- 「息子へ」
- 仕事は辛いだろ。俺の苦労が解ったか。
- 「父へ」
- 父さんより、母さんの苦労が解ったよ。
後藤 順(53歳 岐阜)
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佐藤 洋一(43歳 長野)
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- 「父へ」
- 弟が今反抗期中で大変だね。
- 「息子へ」
- え? お前もじゃないの?
瑞慶覧 長友(16歳 熊本)
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- 「父へ」
- あなたのコピーとして生をうけ、モテた試しがありません。
- 「娘へ」
- それこそ父の戦略さ。
瀬古 みさき(26歳 三重)
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- 「父へ」
- この362敗2分けって何?だんだん増えてきてるけど・・・。
- 「息子へ」
- お前のお母さんは強い。
田守 皓太(岐阜)
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- 「パパへ」
- いつもプロレスの技かけてくるパパだけど、いつまでやってくんのさ。私、中1だよ
- 「なっちへ」
- まごが出来るまで、お前が相手だぁー。
釣部 菜摘(13歳 福井)
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- 「お父さんへ」
- 今はダイエット中なのです。
キレイになって素敵な人にめぐり会いたいんだもん。
- 「美絵ちゃんへ」
- ご飯をうまそうに食べるお前の顔が一番なのに
それを知らん男にはお前をやる気はない。
中村 美絵(30歳 沖縄)
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- 「父へ」
- 昔は白髪を抜くと喜こんでくれたのに、今は怒るんですね。
- 「娘へ」
- どうか、父さんの頭をそっとしておいて下さい。白髪すら貴重なんだよ。
西谷 未来(17歳 埼玉)
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- 「娘へ」
- 母さんと見合した時、「パパ」と呼ぶお前の声が聞こえたから、
結婚を決めたんだ。
- 「父へ」
- 私、お父さんのこと、「パパ」って、呼んだことないよ。
新田 優子(50歳 石川)
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- 「お父さんへ」
- お父さんに会えなくて寂しいよ。冬休みには東京まで会いに行くからね。
- 「娘へ」
- 娘よ、君が本当に会いたいのは父ではなくて、ミッキーマウスじゃぁないのかい?
林田 沙織(16歳 熊本)
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- 「父へ」
- あかんかったわ。
- 「娘へ」
- ほりゃほうじゃわ。
平野 沙里(13歳 徳島)
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- 「お父ちゃんへ」
- お誕生日おめでとう。ネクタイとゆでたまごを贈ります。
本物はもう少し待っていてね。
- 「朋子へ」
- よい夫婦(ニ麸)妊婦(ニ麸)産婦(三麸)になって下さい。
七つの麸を送ります。
星 朋子(44歳 福島)
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- 「父から娘へ」
- 「ほら、着いたぞ。玄関横づけだ。」
- 「娘から父へ」
- 「だって私は、パパの令嬢じゃん。」
谷田部 真衣美(22歳 茨城)
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- 「お父さんへ」
- お父さんとのけんかでお母さん泣かせてもたよ。
- 「娘へ」
- 一緒に謝まろうか。
山崎 夏代(14歳 福井)
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- 「父へ」
- 前略。野菜届きました。それと子供にはいつもこづかいを送ってもらって・・・・・・
- 「子へ」
- ・・・・・・追伸。お礼は電話でたのむ。
依田 宏昭(大阪)
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- 「父へ」
- 父上と正反対の彼氏をゲットしました。
- 「娘へ」
- そのせりふ、20年後に聞かせてもらおうじゃないか。
渡辺 光子(54歳 岡山)
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