宇宙・空・海・山
宇宙飛行士
地球も太陽も宇宙にある天体のひとつだけど、まだまだ宇宙(うちゅう)にはわからないことが、いっぱいあるんだよ。ロケットやスペースシャトルなどの宇宙船に乗って、宇宙で仕事をするのが宇宙飛行士(うちゅうひこうし)です。
宇宙飛行士には、宇宙船を操縦(そうじゅう)する操縦士、宇宙船の外で作業をしたり、ロボットアームを操作(そうさ)する搭乗運用技術者(とうじょううんようぎじゅつしゃ)、宇宙実験(じっけん)をする搭乗科学技術者(とうじょうかがくぎじゅつしゃ)などがいます。
宇宙飛行士は、知識(ちしき)や専門技術(せんもんぎじゅつ)、世界中の人といっしょに仕事をするための語学力や人と接(せっ)する力が必要(ひつよう)です。
気象予報士
もし明日が遠足や運動会だとしたら、天気が気になるよね。 たくさんの情報(じょうほう)を調べた上で、気象予報情報(きしょうよほうじょうほう)を提供するのが気象予報士(きしょうよほうし)です。
気象予報士の多くの人は、民間(みんかん)の気象会社で働(はたら)いて、お客さんに対して、目的(もくてき)にあった気象予報情報を提供(ていきょう)します。気象予報情報は、気象庁(きしょうちょう)の予報官が出している気象衛星(きしょうえいせい)や地上レーダーなどのデータに、自分で経験(けいけん)した知識(ちしき)を加(くわ)えて、予報を立てます。
気象予報士は、たくさんのデータを持って、正確(せいかく)に調べて、予報を立てる力が必要です。
農業
みんなは、毎日、米やパン、野菜(やさい)などを食べているよね。 田んぼや畑で、米、麦、野菜、果物(くだもの)などを育てて、収穫(しゅうかく)するのが農業です。
たとえば、米を作っている人は、まず、トラクターなどを使って、水田を耕作(こうさく)します。そして、春に、たねをまいて、稲(いね)の苗(なえ)を育てます。稲が元気に育つように手入れをして、秋には、実った稲を刈取機(かりとりき)などで収穫します。
農業は、外での仕事が多いので、天気に大きく影響(えいきょう)を受けます。また季節(きせつ)によって、いそがしい時期と、そうでない時があります。
漁師
大きな船に乗って魚をとっている映像(えいぞう)を見たことはあるかな。 海や川や湖で、魚や貝などの水産物(すいさんぶつ)を収穫(しゅうかく)するのが漁師(りょうし)です。
漁業(ぎょぎょう)には、大きく分けて遠洋(えんよう)漁業、沖合(おきあい)漁業、沿岸(えんがん)漁業の3つがあります。
遠洋漁業では1年以上かけてカツオの1本釣(づ)りやマグロ漁をします。沖合漁業ではカツオやマグロを追ったりアジ、イワシなど回遊魚を大量に収獲します。沿岸漁業では、小型底びき網(あみ)、定置網(ていちあみ)、養殖(ようしょく)などで、たくさんの種類(しゅるい)の漁を日帰りで行います。