三井住友信託銀行
信託銀行と会社とのかかわりを調べてきたよ
会社の人たちも信託銀行(しんたくぎんこう)に相談する
信託銀行(しんたくぎんこう)というのは、通常(つうじょう)の銀行のお仕事に加えて信託業務(しんたくぎょうむ)を行う銀行なんだよ。信託業務というのは、主に不動産の仲介(ちゅうかい)や有効(ゆうこう)利用、会社の株主名簿(かぶぬしめいぼ)の管理や企業(きぎょう)年金の運営(うんえい)のことを言うんだ。
だから、個人(こじん)のお客さまだけでなく、会社の人たちも信託銀行に相談することがあるんだよ。
会社の人たちの相談のひとつが、融資(ゆうし)だね。融資というのは銀行が会社にお金を貸(か)し出(だ)すことをいうんだ。会社が成長していくと大きなオフィスが必要になるし、社員を増(ふ)やしたり、工場や倉庫を建設(けんせつ)したりするんだけど、それにはお金が必要だろ。会社の人たちはそのお金を借りるために信託銀行へ行くんだ。
お金の融資(ゆうし)から土地の仲介(ちゅうかい)もする
ぼくの友だちのお父さんは会社の社長さんなんだけど、本社ビルを移転(いてん)する相談をしに信託銀行(しんたくぎんこう)に行ったそうだよ。新しく土地を買って、ビルを建てる計画なんだけど、友達のお父さんは土地やビルを建てる仕事をしているわけじゃないから、どこにどんな建物を建てたらいいか、専門(せんもん)的なことはわからないよね。そんな相談も信託銀行では出来るんだ。 相談をすると、本社ビルに適(てき)した土地の仲介(ちゅうかい)をしたり、その土地を購入(こうにゅう)するためのお金を融資(ゆうし)したりしてくれるんだよ。
お金を借りるだけだと他の銀行へ行けばいいけど、信託銀行だと土地のことや建設(けんせつ)のことまで相談できるから便利(べんり)だよね。
企業(きぎょう)年金の制度設計(せいどせっけい)や運用・管理もする
会社には年金制度(せいど)があるんだ。年金というのは老後に毎年受け取れるお金のことで、その仕組みのことを年金制度というんだよ。一般(いっぱん)的には国の年金制度があるんだけど、若(わか)いときに毎月お金をしはらって、年をとったときに受け取るという仕組みなんだよ。
こういう仕組みを会社がつくっているケースがあるんだ。これが「企業年金(きぎょうねんきん)」というものだよ【確定給付年金(かくていきゅうふねんきん)、確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)、企業年金基金(きぎょうねんきんききん)、など】。
社員たちが老後を豊(ゆた)かに生活してもらうための仕組みさ。この仕組みがあると安心して働けるだろ。
でも、こうした仕組みをつくるには、専門知識(せんもんちしき)を持ったスペシャリストじゃなきゃできないよね。信託銀行(しんたくぎんこう)にはそのスペシャリストがいるんだ。企業年金の設計(せっけい)をしたりいろんな相談にのるのも信託銀行のお仕事なんだよ。三井住友信託銀行は企業年金の相談にもちゃんとのってくれるんだ。
信託銀行ってお仕事の幅(はば)が、ものすごく広いんだね。びっくりしたよ。