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コンピュータの仕事って
何をするの?

コンピュータを使った便利な仕組みづくり

コンビニエンスストアがあるよね。あそこにはコンピュータを使った便利な仕組みがあるんだよ。たとえば、レジの仕組み。POS(ぽす)レジっていうんだけど、売り上げがすべてコンピュータに記録されているんだ。何日の何曜日、何時何分に何が売れたのか、何個(こ)売れたのかが記録されていて、本部へ自動的に送られるんだ。そうすると、いま何が売れていて、何が不足しているかがわかるだろ。冬の時期に、気温が1度下がるとおでんの売り上げが10%アップするというデータもできるんだ。だから、お店の人たちは、今日の気温を調べて、おでんの仕込(しこ)み量を増(ふ)やすなんてことができるわけだ。コンピュータのおかげだよね。
賞味期限(きげん)が切れて無駄(むだ)になってしまうお弁当(べんとう)があるよね。捨てるお弁当を出さないための工夫もあるんだ。その日必要な量だけを発注する仕組みだ。

コンピュータを使った便利な仕組みづくり

ハードとは、ソフトとは

コンピュータを使った仕組みはコンピュータ会社がつくるんだよ。そのためには、まずメインのコンピュータと個々(ここ)のコンピュータ、インターネットをつなぐための機械などが必要だね。そういうのをハードというんだ。だけど、もっと大事なのはソフト。みんながDVDで映画(えいが)を観るだろ。あのDVDプレーヤーがハードで、DVDの映画がソフト。
コンピュータのハード機器にどんなソフトを入れるかで、どんな便利な仕組みができるかが決まるんだ。コンピュータ会社は、そのハード機器を販売(はんばい)すると同時に、ソフトを作っているんだよ。

ハードとは、ソフトとは

プロジェクトマネジャーという仕事

プロジェクトマネジャー、システムエンジニア、プログラマー

コンビニの便利な仕組みを作るときも、ハード機器とソフトが必要だよね。ソフトを作るとき、お客様と打ち合わせをしなきゃいけない。その仕事をする人のことをSE(システムエンジニア)というんだ。お客様がどんな仕組みを求めているかを聞き、コンピュータにどんなことをさせるのかを相談するんだ。そして設計(せっけい)図を作る。ぎゃくにコンピュータ会社からお客様に提案(ていあん)することもあるんだよ。それをするのがSEだ。お客様とSEとの間で決めた仕組みを実現(じつげん)させるために実際(じっさい)にソフトを作る人たちがプログラマーというんだ。
ところが、大きな仕事の場合は、たくさんのSEやプログラマーがかかわるだろ。そのとき、全体をまとめる人が必要になる。その人のことをプロジェクトマネジャーというんだ。進行状況(じょうきょう)をチェックしたり、問題点を解決(かいけつ)したり、重要な役割(やくわり)なんだよ。

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