住友電設すみともでんせつ

ビルの電気設備せつびについて
調べてきたよ

大きなビルには電圧(でんあつ)を変える設備(せつび)がある

大きなビルには電圧(でんあつ)を変える設備(せつび)がある
大きなビルには電圧(でんあつ)を変える設備(せつび)がある

大きなビルに送られてくる電気は、ぼくたちの家へやってくる電気とは少しちがうんだ。6600ボルトなどの高い電圧(でんあつ)の電気がビルにやってくるんだよ。その電圧をそれぞれの電気機器に合わせた電圧に変えなければいけないよね。だから、大きなビルにはまず電圧を変える設備(せつび)があるんだよ。それを変電設備というんだ。
ビル全体の温度を調節する空調設備(くうちょうせつび)や大画面の大型ビジョンなどは電気をたくさん使うよね。また、デスク上のパソコンやケータイの充電(じゅうでん)器などは家庭用の100ボルトの電気だよね。それぞれ電気の種類がちがうんだ。それぞれに合わせて電気を変えていかなきゃいけないんだ。だから、大きなビルには電気を変える変電設備があるんだよ。

電気設備(せつび)を一箇所(かしょ)でコントロールする中央監視(かんし)センター

電気設備(せつび)を一箇所(かしょ)でコントロールする中央監視(かんし)センター

大きな最新ビルには電気設備(せつび)を1ヵ所(かしょ)でコントロールする中央監視(かんし)センターがあるんだ。たとえば、だれもいない部屋に照明やエアコンがつけたままだともったいないよね。だからそういう部屋があったら、中央監視センターで見つけて自動的に消してくれるんだ。そういう省エネルギーの仕組みがあるんだよ。
そのほか、最新ビルにはセキュリティの仕組みもあるよね。ビルに入るときと出るときIDカードを入り口で機械にかざすんだ。すると、いまビルのなかに、だれがいて、だれがいないかが中央監視センターでわかるようになっているんだよ。監視カメラのデータも保存(ほぞん)されていて犯罪(はんざい)が発生したときは警察(けいさつ)の捜査(そうさ)に役立てるんだ。
最新ビルには防災(ぼうさい)の仕組みもあるよね。火災(かさい)が発生すると自動的にスプリンクラーが動いて水を出したり、消火ガスを出したりして火を消すんだ。他の部屋に火災が広がらないようにするシステムもあるんだよ。

環境(かんきょう)にやさしいクリーンエネルギー

スマートフォンや携帯(けいたい)電話がつながる仕組み

大きなビルだと、電気をたくさん使うよね。照明機器にしても空調設備(せつび)にしても家庭用とは比べ物(くらべもの)にならないほど大きいからね。だから、大きなビルでは省エネルギーが求められるんだ。
最近では、省エネルギーに加えて、太陽光発電など環境(かんきょう)にやさしいエネルギーを使うことが求められているんだよね。だから、クリーンエネルギーを取り入れるビルや工場などがふえているよね。住友電設は、電気設備(せつび)の工事だけでなく、太陽光発電や燃料ねんりょう)電池、バイオマス発電などの仕事を通じて、クリーンエネルギーの活用も支(ささ)えているんだよ。

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