住友建機すみともけんき

ショベルカーについて
調べてきたよ

ショベルカーはいろんなことができるんだ

ビルを建てる建設現場(けんせつげんば)にいくとショベルカーが働いているよね。土を掘(ほ)ってその土をダンプカーに入れているだろ。アームの先に手のようなものがついてて、それで土を掘り、そのまま回転してダンプカーの荷台の上で土を落としているよね。それを繰(く)り返(かえ)してきれいな広場をつくるんだ。
ビルを建てるときには、まず地面を平らにしなければいけないんだよ。山があったら切(き)り崩(くず)さなければいけないし、溝(みぞ)が必要なときは土を掘らなければいけない。人間が1メートルの穴(あな)を掘るのに1時間かかるとしたら、ショベルカーならたった2回で掘れるんだ。わずか3秒だよ。すごいよね。だから、建設現場でショベルカーはなくてはならない存在(そんざい)なんだよ。
でも、建物を壊(こわ)す場所でもショベルカーを見たことがないかい? 先のとがったもので壁(かべ)を壊していたりするよね。あれも実はショベルカーなんだ。アームの先の部分を取(と)り替(か)えているんだ。その他、スクラップ工場では巨大(きょだい)な磁石(じしゃく)を取り付けているし、山ではくちばしのようなもので木をはさんで運んでいるよね。
ショベルカーは掘るだけでなく、ものをつかむこともできるし、壁をはがすこともできるし、鉄を磁石でくっつけることも、吊(つ)り上(あ)げることもできるんだ。ショベルカーはいろんなことができるんだね。

ショベルカーはいろんなことができるんだ

危険(きけん)な場所にショベルカーが運ばれることもあるんだよ

大地震(じしん)で家がつぶれてしまうことがあるだろ。生(い)き埋(う)めになっている人がいたら、一刻(いっこく)も早く助けてあげなければいけないよね。そんなとき、ショベルカーがかけつけるんだ。ショベルカーのアームの先に大きなくちばしのようなものをつければ、木や壁(かべ)をつかんで取(と)り除(のぞ)くことができるからね。
だけど、地震で道路が壊(こわ)れて行けないことがあるだろ。そんなとき、どうすると思う?
ショベルカーをヘリコプターで運ぶんだよ。ヘリコプターで運べるから、被災(ひさい)地での活動だけでなく、ビルの屋上や山奥(やまおく)など危険(きけん)な場所でも大活躍(かつやく)なんだよ。

危険(きけん)な場所にショベルカーが運ばれることもあるんだ

ショベルカーはこんなふうに進化しているんだよ

ショベルカーは、住宅(じゅうたく)地などの狭(せま)い場所でも仕事ができるように工夫されているんだ。たとえば、360度回転することで、小回りがきくようになったんだよね。狭い場所だと車体の向きを変えることができないけど、上の部分が回転すれば、車体はそのままで作業ができるだろ。その他、周辺の人たちに迷惑(めいわく)にならないように、機械の振動(しんどう)や音を小さくしてあるんだ。迷惑にならないようにショベルカーも進化してるんだね。
最近では燃料(ねんりょう)をあまり使わないショベルカーが開発されているんだ。住友建機(株)さんは、燃費(ねんぴ)のいいショベルカーをつくって省エネ大賞を受賞しているんだよ。

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